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J-GLOBAL ID：201302261363722051   整理番号：13A0349203

九州西部における海岸漂着種子

著者 (2件)： 中西弘樹 (長崎大 教育) ,  野口稿二 (長崎大 教育)
資料名： 漂着物学会誌  (Journal of Japan Driftological Society)
巻： 10  ページ： 1-5  発行年： 2012年12月25日 
JST資料番号： L8107A  ISSN： 1349-1555  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 漂着種子の種類,漂着量,季節的変動について調査した。2011年5月,7月,10月,12月に長崎市内の海岸9地点,計45調査区を調べた。その結果,合計で5148個,61種の種子または果実を採取した。出現頻度はツルナ,アラカシ,ハマダイコン,ムクノキ,ギシギシの順に多く,ギシギシは漂着種子が最も多かった。確認できた種を海岸植物,内陸植物,亜熱帯および熱帯植物,栽培植物に分けたところ,海岸植物ではツルナ,ハマダイコンがほぼ常在的に漂着してることがわかった。内陸植物では本木植物のアラカシ,草木植物のギシギシが多かった。

シソーラス用語： *物 ,  漂流 ,  *種子 ,  季節的変動 ,  *長崎県 ,  種差 ,  ダイコン属 ,  野草 ,  コナラ属 ,  ツルナ科 ,  ギシギシ属 ,  ニレ科
準シソーラス用語： アラカシ ,  ハマダイコン ,  ムクノキ ,  *海岸漂着物

分類 (2件)： 沿岸海洋物理学  (DC06060N) ,  植物学一般  (EH01010R)

引用文献 (6件)：

• 土倉亮一・田中 徹・矢延直樹 1988 久美浜海岸砂丘における海流散布種子.京都教育大学紀要 Ser, B.(73):25.30.
• 石井 忠 1976北部九州沿岸の漂着物.採集と飼育38: 27-32., 41-45.
• 宮脇 昭・奥田重俊・藤原陸夫 1994 改訂新版日本植生便覧.910pp.,至文堂,東京.
• 中西弘樹 1983 熱帯植物の散布体の漂着1,2.海洋と生物5:57-61.,119-123.
• 中西弘樹・石井 忠 2010 日本本土における熱帯起源の 漂着果実と種子の40年間の変化.漂着物学会誌8:7-11.

タイトルに関連する用語 (4件)： 九州 ,  海岸 ,  漂着 ,  種子