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J-GLOBAL ID:201302262136632999   整理番号:13A0597394

2011年東北地震の際の0.1-10Hzの周波数範囲における強地震動生成に対する震源モデル

Source model for strong ground motion generation in the frequency range 0.1-10Hz during the 2011 Tohoku earthquake
著者 (2件):
資料名:
巻: 64  号: 12  ページ: 1111-1123  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0106B  ISSN: 1343-8832  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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4つの強震動生成域(SMGAs)から成る2011年東北地震の震源モデルを,経験的グリーン関数法を使って0.1-10Hzの周波数範囲での広帯域強地震動シミュレーションに基づき推定した。震源の西方,宮城沖領域に,2個の強震動生成域が同定された。別の2個の強震動生成域が,震源の南西,福島沖領域に位置決めされた。太平洋沿岸の0.1-10Hzの周波数範囲の強地震動は,主にこれらのSMGAsによって制御されている。全ての強震動生成域は,震源断層面の深い部分に存在する。4個のSMGAsの応力降下量は,6.6から27.8MPaの範囲にあり,この領域に起きた過去のM7級地震に対する推定値と類似している。宮城沖及び福島沖領域における1930年代以降の過去のプレート間地震の滑りモデルと余震分布を比較すると,2011年東北地震のSMGAsは,空間的に1930年代のM7級地震のアスペリティに該当する。広帯域強地震動に関して2011年東北地震は,海溝近傍に巨大な地震時滑りを持つ津波生成事象であったのみならず,既存のアスペリティを同時破壊する複雑な事象でもあった。(翻訳著者抄録)
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地震の物理的性質 
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