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J-GLOBAL ID:201302263805081975   整理番号:13A1568297

メンブランフィルターへの固相抽出によるAs(III)及びAs(V)の目視分別分析

Visual Speciation Analysis of AsIII and AsV by Solid-phase Extraction to a Membrane Filter
著者 (3件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 685-691 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: F0008A  ISSN: 0525-1931  CODEN: BNSKAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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メンブランフィルターへの固相抽出によるヒ素(III)及びヒ素(V)の目視分別分析法を開発した.ヒ素(III)とジベンジルジチオカルバミン酸(DBDTC)の錯体は減圧ろ過によって親水性ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)製のメンブランフィルターに定量的に捕集された.ヒ素(V)は捕集されずにろ液へと移るが,L-システインを還元剤に用いてヒ素(III)へ還元することで同様の操作でメンブランフィルター(MF)に捕集された.ヒ素(III)錯体を捕集したフィルターに銅(II)水溶液を接触させると,MFは銅(II)錯体への変換によって黄色に着色し,色の濃淡によってヒ素の濃度を目視で分析できることが分かった.試料体積が5 cm3の場合,目視での検出限界は2 μg dm-3であった.また,反射吸収測定では0~20 μg dm-3の範囲で直線の検量線が得られ,検出限界は0.2 μg dm-3であった.遷移金属イオンによる妨害は,あらかじめpH 7.0においてDBDTC錯体を形成させ,この沈殿をろ過分離することで回避された.また,本法を河川水試料へ適用したところ,μg dm-3レベルのヒ素(III)及びヒ素(V)の目視分別分析が可能であった.(著者抄録)
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分類 (2件):
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抽出  ,  有機ひ素・アンチモン・ビスマス・ゲルマニウム化合物 
引用文献 (24件):
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