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J-GLOBAL ID:201302264318295338   整理番号:13A1695564

-草地生態系のオーバーユースとアンダーユース-加速度計測に基づく活動量計を用いた放牧牛の採食行動の識別

著者 (4件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 226-230  発行年: 2013年10月15日 
JST資料番号: Y0119B  ISSN: 0447-5933  CODEN: NSGIDM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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牛が一日に採食や反芻行動に費やす時間を知ることは,個体の心理的・生理的な状態を理解するための有力な手段となり,さらに,草地管理を効率化させる。本研究では,加速度測定に基づいた活動量計を用いて牛の採食行動の識別が可能であるかどうかに着目して検討を行った。人用に開発された加速度を加工した活動強度としてデータを出力することのできる活動量計,生活習慣記録機ライフコーダEX4秒版(LCEX)を用いて北海道農業研究センター敷地内の放牧地で,定置放牧を行なっている黒毛和種牛(繁殖用雌牛および去勢)計10頭を供試牛として試験を行なった。行動調査は,タイムサンプリング観察により行い,各個体の行動をl分ごとに採食,反芻,休息およびそれ以外に分類・記録し,データ解析を行なった。その結果,観察された行動とモデル値から識別した行動との一致率(正解率)は牛24, 42, 49, 52および全頭で,それぞれ96.6, 96.2, 94.3%.6および90.9%であった。したがって,加速度測定に基づいた活動量計LCEXを黒毛和種牛に装着することにより,放牧期間中の採食行動を94%以上の正解率で識別が可能であることが認められ,放牧地での牛の採食行動の識別が高い精度で可能であることが示唆された。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
飼養管理  ,  牛  ,  飼育管理機械・施設 

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