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J-GLOBAL ID：201302265146128082   整理番号：13A1285677

担持イオン液体膜を通るコハク酸の透過

Permeation of Succinic Acid through Supported Ionic Liquid Membranes

著者 (3件)： PRATIWI Aulia Indah (Doshisha Univ., Kyoto, JPN) ,  MATSUMOTO Michiaki (Doshisha Univ., Kyoto, JPN) ,  KONDO Kazuo (Doshisha Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Journal of Chemical Engineering of Japan  (Journal of Chemical Engineering of Japan)
巻： 46  号： 4/7  ページ： 383-388  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： S0629A  ISSN： 0021-9592  CODEN： JCEJAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 周囲の再生可能およびグリーンエネルギー源の関心の故に,バイオマス転化プロセスによって製造されバイオ製油所で利用されるバイオベース製品である,コハク酸が焦点となっている。バイオベース化合物としてのコハク酸の大規模応用は多くの注目を受け,有望な生産プロセスを見出している。無視できる蒸気圧を持ち,その周囲相での溶解度が適切なアニオンおよびカチオンの選択により最小にできる,イオン液体はコハク酸を分離する担持イオン液体膜(SILMs)として有望な応用を有する。コハク酸塩がAliquat336を含むSILMを通って成功裏に透過することを見出し,上り坂輸送を観察した。透過率および分配係数に及ぼすpHおよび塩化ナトリウムの効果を調べることによって,溶液-拡散モデルを用いてコハク酸塩の透過機構を説明した。SILMプロセス時に膜において,コハク酸二イオンが四級アンモニウム塩と反応するのを見出した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 透過 ,  *イオン液体 ,  *膜分離 ,  ポリフッ化ビニリデン ,  透過率 ,  分配係数 ,  pH【水素イオン指数】 ,  塩化ナトリウム ,  膜輸送 ,  *液膜 ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸 ,  脂肪族アミン ,  第四アンモニウム

分類 (1件)： 膜分離  (XD02120Z)

物質索引 (3件)： コハク酸 ,  トリオクチルメチルアンモニウムクロリド ,  こはく酸ナトリウム

引用文献 (21件)：

• BECHTHOLD, I. Succinic Acid : a New Platform Chemical for Biobased Polymer from Renewable Resources. Chem. Eng. Technol. 2008, 31, 647-654
• BERGLUND, K. A. Succinic Acid Production and Purification. US Patent, 5,958,744. 1999
• CHENG, K. K. Downstream Processing of Biotechnological Produced Succinic Acid. Appl. Microbiol. Biotechnol. 2012, 95, 841-850
• FREIRE, M. G. Aqueous Biphasic Systems : A Boost Brought about by Using Ionic Liquids. Chem. Soc. Rev. 2012, 41, 4966-4995
• JOSHI, M. D. Recent Advances of Ionic Liquids in Separation Science and Mass Spectrometry. RSC Adv. 2012, 2, 5470-5484

タイトルに関連する用語 (5件)： 担持 ,  イオン ,  液体膜 ,  コハク酸 ,  透過