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J-GLOBAL ID：201302266079958900   整理番号：13A1142807

SENSで平均月進190mを達成-北海道新幹線津軽蓬田トンネル-

SENS Achieves 190 m per month Excavation-Hokkaido Shinkansen, Tsugaru Yomogita Tunnel-

著者 (4件)： 宮嵜俊彦 (鉄道・運輸機構) ,  三上美輝雄 (鉄道・運輸機構) ,  田中淳寛 (鉄道・運輸機構) ,  西川幸一 (鹿島・鉄建・梅林・田中組共同企業体)
資料名： トンネルと地下  (日本トンネル技術協会誌)
巻： 44  号： 7  ページ： 483-490  発行年： 2013年07月01日 
JST資料番号： S0644A  ISSN： 0285-631X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北海道新幹線青森側の複線断面トンネルのSENSによる機械化施工について報告した。SENSは,密閉シールド掘削とNATMを組合わせた工法であり,含水未固結地山約6kmを掘削するもので,日本では2例目となる。高速掘進に対応するため,一次覆工コンクリートの配合を改良し,SENSマシンの設備および内型枠を改良した。その結果,平均月進190mと最高月進367.5m,および山岳工法と同等のコストを実現した。尚,一般部および小土被り部では,切羽圧とコンクリート打設圧を設定して圧力実測値と地表面変位により,また地上到達部では,到達防護工の変位計測により,掘進・到達管理を行った。

シソーラス用語： *鉄道トンネル ,  *シールド工法 ,  *高速化 ,  新幹線 ,  砂質土 ,  新オーストリア工法 ,  シールド掘進機 ,  コンクリート ,  調合 ,  切羽 ,  コンクリート打ち ,  防護施設 ,  圧力測定 ,  変位測定 ,  トンネル工事
準シソーラス用語： SENS ,  機械化施工 ,  到達防護工 ,  北海道新幹線 ,  *密閉型シールド工法

分類 (1件)： トンネル工事  (RC05031E)

引用文献 (5件)：

• 1)飯田廣臣:含水未固結地山におけるシールドを用いた場所打ち支保システムに関する研究,早稲田大学博士論文,2008.2.
• 2)長谷川正明・小伊豆俊博:未固結地山の小トンネル群をSENSで一体化,北海道新幹線津軽蓬田トンネル,トンネルと地下,pp.37-42,2009.4.
• 3)小川淳・小伊豆俊博・玉井達毅・小林孝志:小土かぶり区間のSENSによる初期掘進,北海道新幹線津軽蓬田トンネル,トンネルと地下,pp.7-15,2010.10.
• 4)三上美輝雄・田中淳寛・玉井達毅・小林孝志:長距離掘進SENSのカッタビットの摩耗状況を中間立坑で確認,北海道新幹線津軽蓬田トンネル,トンネルと地下,pp,7-13,2012.3.
• 5)宮嵜俊彦:SENS(シールドを用いた場所打ち支保システム)で高速掘削,土木施工,pp.84-87,2012.11.

タイトルに関連する用語 (5件)： SENS ,  平均 ,  月 ,  北海道新幹線 ,  トンネル