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J-GLOBAL ID：201302267415690429   整理番号：13A1827811

レーザーピーニングにおける金属硬化特性に対するレーザー入射角度変化の効果

Effects of Laser Incident Angle Variation on Hardening of Metals in Laser Peening Experiments

著者 (6件)： 水田浩平 (近畿大 大学院総合理工学研究科) ,  津山美穂 (近畿大 大学院総合理工学研究科) ,  部谷学 (大阪産大 工) ,  塚本雅裕 (大阪大 接合科研) ,  柴柳敏哉 (富山大 工) ,  中野人志 (近畿大 大学院総合理工学研究科)
資料名： レーザー研究  (レーザー学会誌)
巻： 41  号： 11  ページ： 942-945  発行年： 2013年11月15日 
JST資料番号： X0335A  ISSN： 0387-0200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： レーザピーニングの研究は,ピーニング処理後の材料特性,つまり残留応力や硬度を調べる研究が主である。金属材料の初期状態や各種レーザパラメータを変えてレーザピーニング効果が検討されている。塑性変形に対するレーザパラメータの効果について検討した。オーステナイト系ステンレス鋼SUS316Lを利用した。レーザ光源として水中透過性の高いNd:YAGレーザの第二高調波を利用した。塑性変形に起因する加工硬化を指標として用いた。表面硬度とNA値との関係や深さ方向での硬度分布についても示した。この結果,照射光学系の効果的なNA値が存在することや,NA値の変化に伴い,衝撃波により塑性変形層の深さが変化することが分かった。

シソーラス用語： Nd-YAGレーザ ,  *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  *ピーニング ,  *パルスレーザ照射 ,  レーザ応用 ,  加工硬化 ,  入射角 ,  硬化 ,  残留応力 ,  硬度 ,  塑性変形 ,  衝撃波
準シソーラス用語： SUS316L ,  *レーザピーニング

分類 (2件)： レーザの応用  (BD04100V) ,  熱的操作によらぬ硬化  (WC04080O)

引用文献 (14件)：

• 1) ショットピーニング技術協会編著:金属疲労とショット\nピーニング( 現代工学社,2004) p.1.
• 2) 佐野 雄二,依田 正樹,向井 成彦,小畑 稔,菅野 眞紀,\n嶋 誠之:日本原子力学会誌 42( 2000) 567.
• 3) 佐野 雄二,向井 成彦:レーザー加工学会誌 17( 2010) 4.
• 4) R. Fabbro, P. Peyre, L. Berthe, and X. Scherpereel: J. Laser Appl.\n10 (1998) 265.
• 5) D. K. Lee and E. K. Ashibn Jr: Proc. ICALEO, 2008 (Laser Institute\nof America, Florida, 2008) p.265.

タイトルに関連する用語 (4件)： レーザーピーニング ,  硬化特性 ,  レーザー ,  入射角度