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J-GLOBAL ID：201302268657234963   整理番号：13A1856103

蛋白質の水相から相分離したイオン液体の飽和水分量を改善して可逆抽出するためのホスホニウム型双性イオンの設計

Design of Phosphonium-Type Zwitterion as an Additive to Improve Saturated Water Content of Phase-Separated Ionic Liquid from Aqueous Phase toward Reversible Extraction of Proteins

著者 (6件)： ITO Yoritsugu (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  KOHNO Yuki (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  NAKAMURA Nobuhumi (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  NAKAMURA Nobuhumi (JST-CREST, Tokyo, JPN) ,  OHNO Hiroyuki (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  OHNO Hiroyuki (JST-CREST, Tokyo, JPN)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 14  号： 9  ページ： 18350-18361 (WEB ONLY)  発行年： 2013年09月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは疎水性イオン液体(IL)/水二相系での分離したイオン液体相中の飽和水分量をコントロールするためにホスホニウム型双性イオン(ZI)を設計した。飽和IL,1-ブチル-3-メチイミダゾリウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド,中にN,N,N-トリペンチル-4-スルホニル-1-ブタンホスホニウム型ZI(P555C4S)の添加により,0.4wt%から62.8wt%とかなり改善できた。さらに,KH₂PO₄/K₂PO₄塩濃度を上げることにより,上部水リン酸緩衝相の最大水分量は62.8wt%から34.1wt%へと減少した。IL相の水分量を改善することにより,ウマ心臓チトクロームc(cyt.c)は選択的にIL相に溶け,分光分析でIL相に溶けたcyt.cは高次構造を保っていることが明らかになった。さらにIL相中のcyt.cは緩衝溶液の無機塩濃度を上げることによりIL相から水相に再び再抽出された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 液相 ,  *双性イオン ,  *タンパク質 ,  *相分離 ,  *イオン液体 ,  飽和 ,  含水量 ,  *液液抽出 ,  抽出 ,  疎水性 ,  *ホスホニウム ,  チトクロームc ,  ウマ ,  心臓 ,  可逆変化
準シソーラス用語： たんぱく質抽出 ,  水性二相系

分類 (2件)： 融解塩  (CB05050R) ,  抽出平衡,分配平衡  (CB03030H)

物質索引 (2件)： 1-ブチル-3-メチル-1H-イミダゾール-3-イウム・ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミンアニオン ,  トリペンチル(4-スルホブチル)ホスホニウム

タイトルに関連する用語 (10件)： 蛋白質 ,  水相 ,  相分離 ,  イオン液体 ,  飽和 ,  水分量 ,  逆抽出 ,  ホスホニウム ,  双性イオン ,  設計