抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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世界鉄鋼協会の自動車分科会の次世代の環境対応車に対する鉄鋼材料のソリューションを検討するためのFuture Steel Vehicle(FSV)プログラムについて解説した。2020年に想定される厳しい環境対応規制への対応を視野に,第1報において,電気自動車の軽量車体コンセプトを開発した。ここでは,FSVにおいて採用した接合技術および,車体組み立て工程を説明した。レーザ溶接によって,スポット溶接に比較して,フランジ幅を16mmから8mmに半減する方法について調べた。FSVで終了した設計したものを組み立てていく順序,コスト計算結果について言及した。FSV-1のBIW(Body in White)は187.7kgであったが,FSV-1のPHEV20は176.4kg,FSV-2のPHEV40とFCEVの重量は200.8kgとなった。