抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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カーテンのプリント柄としてドット柄を選び,その大きさや地に対する割合,配置を変化させた試料を製作し,カーテン形状の見え方への模様の影響を官能評価により検討した。結果は以下のとおりであった。1)無地のカーテンは見た目の形状が最も規則的で,形状の美しさに関する総合的評価は高かった。2)直径3,7,15cmの各ドットの中で,ドット3cmのカーテンは,カーテンの外観におけるヒダの量を多く見せると評価された。3)柄の直線配置と,互い違い配置の2つのタイプにおいて,官能評価値に統計的に優位な差は認められなかった。4)ヒダとドット柄を同期させたカーテンは,カーテンのヒダの規則性とヒダの量を強調する効果を持つと評価された。5)因子分析により,カーテンのイメージについて,形態と質感を表す2つの因子が抽出された。質感因子と形態因子には,ドットの地に対する割合とドットの大きさが深く関与していた。