文献
J-GLOBAL ID:201302269935887678   整理番号:13A1826569

組織における知識伝播過程のマルチエージェントシミュレーション

Multi-Agent Based Simulation of Knowledge Propagation in Organizations
著者 (6件):
資料名:
巻: 133  号:ページ: 1770-1778 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: S0810A  ISSN: 0385-4221  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
熟練労働者の大量退職による知識継承問題が重要となっているが,ものづくり産業の現場力を維持・向上させていくためにも,知識継承問題への取り組みは必須である。このような知識の共有と創造は,組織内で知識が伝播することによって実現されるので,組織内で知識を伝播させる方法論の確立が必要とされる。これに対し,経営学の分野では,「ナレッジマネジメント」の考えに基づいて,経験や事例から導かれた知識継承手法が提案されている。ナレッジマネジメント理論において代表的な組織内知識の伝達・変換・創造プロセスモデルとして,野中らのSECIモデルが挙げられる。野中らは,知識を形式知と暗黙知に分け,共同化,表出化,連結化,内面化という四つの知識変換のモードのスパイラルを経ることによって知識が増幅されると考えるSECIモデルを提案した。一方,組織内の人間や環境などの要素が相互作用する複雑な系に対して,マルチエージェントシミュレーション(MABS)は有効な手段の一つである。本研究では,野中らのSECIモデルに基づいた知識伝播過程のマルチエージェントモデルを提案した。具体的には,労働者が持つ知識(スキル),タスク,マニュアルをビットタグで表現し,労働者エージェントとナレッジマネージャーエージェントを導入することによって,共同化,表出化,連絡化,内面化という知識交換のスパイラルを経て,組織内の知識が増幅するシミュレーションモデルである。そして,シミュレーションにより,組織内での労働者エージェントの知識獲得について調べた結果,意図した特性を表現できることを定性的に確認した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ドキュメンテーション  ,  計算機シミュレーション  ,  技術教育 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る