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J-GLOBAL ID:201302269944289791   整理番号:13A1488477

NaClスペースホルダーを用いた焼結-溶解プロセスによるオープンセルCu発泡体製造のための摩擦圧粉プロセス

Friction powder compaction process for fabricating open-celled Cu foam by sintering-dissolution process route using NaCl space holder
著者 (6件):
資料名:
巻: 585  ページ: 468-474  発行年: 2013年11月15日 
JST資料番号: D0589B  ISSN: 0921-5093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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オープンセル金属発泡体は,熱交換,吸音および濾過等様々な分野における工業材料として利用可能性があるために注目されている。本研究は,NaClをスペースホルダーとして焼結および溶解プロセス(SDP)を用いた摩擦圧粉(FPC)プロセスにより,NaCl容積率が60%,70%および80%の銅発泡体試料製造に成功した。FPC過程では,金型および粉末に押し込む回転工具により生じる摩擦熱以外の外部熱源を用いなかった。製造した銅発泡体気孔組織のX線CTおよびSEM観察結果から,ほぼ全試料はNaClの容積率とは無関係に,気孔組織形態はNaClの形態と同様の細孔構造を持つ事が分かった。この主な理由は,FPCプロセスにおけるCu粒子の焼結プロセスが,NaClの融点よりも低い温度で実現するからである。製造した銅発泡体の圧縮試験結果から,銅発泡体はNaCl容積率とは無関係に延性破壊挙動を示し,この理由は銅粒子間の結合強度が大きい事に起因すると推定した。NaCl容積率増加に伴って,平坦域の応力やエネルギー吸収能が低下したが,これは応力やエネルギー吸収能間の相関が強い事を示唆している。特定の応力までは単位容積当たりのエネルギー吸収能が最高値を示す銅発泡体は,応力増加に伴って高NaCl容積率から低NaCl容積率発泡体に変化した。これらの結果から,銅発泡体の機械的特性はNaCl容積率を調整することによって制御可能である事が明らかになった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
圧粉,焼結  ,  変態組織,加工組織  ,  機械的性質 

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