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J-GLOBAL ID：201302271692288805   整理番号：13A0029788

水素結合柱状液晶を用いて合成した配位ナノポーラス高分子

Coordinative Nanoporous Polymers Synthesized with Hydrogen-Bonded Columnar Liquid Crystals

著者 (9件)： ISHIHARA Shinsuke (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  ISHIHARA Shinsuke (National Inst. Materials Sci. (NIMS), Ibaraki, JPN) ,  ISHIHARA Shinsuke (JST-CREST, Tokyo, JPN) ,  FURUKI Yusuke (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  HILL Jonathan P. (National Inst. Materials Sci. (NIMS), Ibaraki, JPN) ,  HILL Jonathan P. (JST-CREST, Tokyo, JPN) ,  ARIGA Katsuhiko (National Inst. Materials Sci. (NIMS), Ibaraki, JPN) ,  ARIGA Katsuhiko (JST-CREST, Tokyo, JPN) ,  TAKEOKA Shinji (Waseda Univ. (TWIns), Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Nanoscience and Nanotechnology  (Journal of Nanoscience and Nanotechnology)
巻： 12  号： 10  ページ： 7885-7895  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： W1351A  ISSN： 1533-4880  CODEN： JNNOAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細孔の機能化により配位能力を示すナノポーラス高分子を開発した。先ず,トリフェニレン鋳型と,ピリジル基及び重合可能な脂肪族鎖を含む樹枝状両親媒性物質とを水素結合させて柱状液晶前駆体を生成し,更に光重合によりこれを共有結合固定化し,最後に鋳型を選択的に除去した。こうして,細孔壁が典型的配位子であるピリジル基により改変されたナノ多孔性高分子が合成された。このナノ多孔性高分子はトリフェニレン鋳型の立体配座を反映しており,細孔を亜鉛ポルフィリンで充填するのに有用な強い配位特性を示す。このことは亜鉛ポルフィリンの吸着実験により確認された。このような配位性ナノポーラス高分子は,金属錯体や簡単な構造化色素を機能性超分子構造へ組織化するためのナノスケール足場として有望である。

シソーラス用語： *液晶 ,  *多孔性 ,  *機能性高分子 ,  細孔構造 ,  表面改質 ,  鋳型重合 ,  *超分子 ,  配位子 ,  官能化 ,  親和性 ,  亜鉛錯体 ,  ポルフィリン錯体 ,  *両親媒性 ,  *水素結合 ,  光重合 ,  立体配座 ,  マトリックス効果
準シソーラス用語： *柱状液晶 ,  *ナノポーラス

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  高分子担体・触媒反応  (CG03030W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 水素結合 ,  柱状液晶 ,  ナノポーラス ,  高分子