抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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温暖化対策の国際交渉において,今後の交渉の焦点となる2020年以降の新枠組みに対する各国の見解を整理した上で,新枠組みとして想定される4つの類型を提示する。始めに2020年以降の新枠組みの検討状況と各国の見解について述べる。各国の見解は主に「国際義務化」,「自主的決定」,「南北固定化」の3つに分類される。ダーバンプラットフォームに示された新枠組みの概念と解釈の相違や,国際枠組みの構成要素からに見た新枠組み設計の幅などから,これら分類について解説する。次に,各国の見解と長期的温暖化対策に関する最近の研究動向に基づいて,「3+1通り」の新枠組み類型を示す。