文献
J-GLOBAL ID:201302272017236703   整理番号:13A1487939

カエル味覚ディスクにおけるウィング(Ib)細胞は食餌の不飽和脂肪酸を検出する

Wing (Ib) cells in frog taste discs detect dietary unsaturated fatty acids
著者 (4件):
資料名:
巻: 166  号:ページ: 434-440  発行年: 2013年11月 
JST資料番号: C0461B  ISSN: 1095-6433  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
膜特性に及ぼす不飽和脂肪酸の影響は,全体細胞パッチクランプ法を使用して,ウシガエル(Lithobates catesbeianus)味覚ディスクにおけるウィング(Ib)細胞で調べた。バスにアラキドン酸を加えると,ウィング細胞の60%で単相の内向き電流が誘導され,他の細胞では二相の内向き電流と外向き電流が誘導された。アラキドン酸の細胞内透析は内向き電流を誘導しなかった。様々な不飽和脂肪酸の影響はCs+内部溶液条件下で調べた。リノール酸とα-リノレン酸は大きな内向き電流を誘導した。オレイン酸,エイコサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸はアラキドン酸と同じ内向き電流を誘発した。Cs+内部溶液を有する基本条件下で,ウィング細胞は小さな内向き電流を示した。外部Ca2+の除去は内向き電流をさらに増加させた。外部リノール酸(50μM)は,基礎電流から-50mVで-5.6±0.6pA/pF(n=19)の内向き電流を誘導した。Ca2+を含まない生理食塩水とリノール酸は,ランプ電圧と電圧段階によって誘発される同様の電流/電圧(I/V)関係を誘導した。リノール酸誘導電流は内部EGTAをBAPTAに置換しても影響を受けなかったが,内向き電流は外部Na+の除去やフルフェナム酸の添加で消失した。これらの結果から,食餌性不飽和脂肪酸はウィング(Ib)細胞の極性を消失させる可能性があり,これらの細胞の興奮性に影響を及ぼすことを示唆した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  その他の感覚  ,  脂質一般 
物質索引 (9件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る