文献

J-GLOBAL ID：201302273758728421   整理番号：13A0714274

堆肥消化後にマウスから単離した潜在的プロバイオティック好熱性菌

Potential probiotic thermophiles isolated from mice after compost ingestion

著者 (13件)： MIYAMOTO H. (Japan Eco-science Co. Ltd, Chiba, JPN) ,  MIYAMOTO H. (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  MIYAMOTO H. (Keio School of Medicine, Tokyo, JPN) ,  MIYAMOTO H. (Miroku Co. Ltd, Oita, JPN) ,  SETA M. (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  HORIUCHI S. (Tokyo Medical and Dental Univ., Tokyo, JPN) ,  IWASAWA Y. (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  NAITO T. (Keio School of Medicine, Tokyo, JPN) ,  NISHIDA A. (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  MIYAMOTO H. (Miroku Co. Ltd, Oita, JPN) ,  MATSUSHITA T. (National Fisheries Univ., Yamaguchi, JPN) ,  ITOH K. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KODAMA H. (Chiba Univ., Chiba, JPN)
資料名： Journal of Applied Microbiology  (Journal of Applied Microbiology)
巻： 114  号： 4  ページ： 1147-1157  発行年： 2013年04月 
JST資料番号： A0635A  ISSN： 1364-5072  CODEN： JAMIFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 現在まで,堆肥消化後に胃腸管にコロニー形成する細菌は評価されていない。この研究において,堆肥の好熱性細菌が定着したノトバイオートマウスの盲腸から数株の桿菌属種を単離した。さらに,堆肥抽出物または好熱性細菌単離菌を給餌したマウスの増殖速度及び一部の生理学的マーカーを研究した。16S rRNAの配列解析により,2種の優勢な好熱性単離菌はBacillus thermoamylovorans及びBacillus coagulansに近似することを示した。これらの細菌は50-55°Cで良く増殖した。個別または混合株を通常飼育マウスに経口投与した時,腸免疫反応マーカーIgAの糞便レベルは顕著に上昇した。これらの結果から,農業において使用される堆肥は哺乳類の腸で機能するプロバイオティック好熱性菌を潜在的に含むことを示唆した。

シソーラス用語： *堆肥 ,  *プロバイオティクス ,  *高温菌 ,  無菌動物 ,  胃腸管 ,  細胞増殖 ,  マウス ,  ノトバイオート ,  *桿菌属 ,  速度 ,  rRNA ,  ヌクレオチド配列 ,  種差 ,  相同性 ,  免疫グロブリンA ,  好熱性 ,  *ミクロフローラ ,  系統樹 ,  Bacillus coagulans ,  盲腸 ,  温度依存性
準シソーラス用語： 16S rRNA ,  Bacillus thermoamylovorans ,  コロニー形成 ,  増殖速度

分類 (2件)： 微生物形態学・分類学  (EG03030Y) ,  農業廃棄物一般  (FB07010Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： 堆肥 ,  消化 ,  マウス ,  単離 ,  プロバイオティック ,  好熱性 ,  菌