文献

J-GLOBAL ID：201302274243100639   整理番号：13A0003699

その場加熱SPRプロセスで締結したAM50マグネシウム合金板材の接合強度

Joining strength of AM50 magnesium alloy sheet jointed by in-situ heating self pierce riveting process

著者 (4件)： 青柳成俊 (長岡工業高等専門学校機械工学科) ,  柄澤宗紀 (長岡工業高等専門学校 電子機械システム工学専攻科生) ,  宮下幸雄 (長岡技術科学大学) ,  鎌土重晴 (長岡技術科学大学)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 62  号： 6  ページ： 237-243 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 幅1メートルを超えるマグネシウム合金圧延板材の生産は困難であるため,溶接あるいは接合する締結技術が必要不可欠である。本研究では,セルフピアスリベッティング(SPR)と称する機械的締結法でリベット締結したAM50マグネシウム合金圧延板材の接合強度を評価した。AM50締結材の引張剪断強さは,板材の特性と締結後の亀裂数に支配されると考えられた。焼なまし材の引張剪断強さは,硬さ,結晶組織,加工硬化係数と一致した挙動を示した。十字引張強さは板硬さや組織にほとんど影響されなかった。本高温SPR締結プロセスにおいて,締結時の割れや亀裂を抑制することができ,AM50締結板材はA5052締結体と同等以上の引張剪断強さと変形エネルギーを示した。

シソーラス用語： *マグネシウム合金 ,  金属板 ,  圧延 ,  *継手【接合】 ,  *リベット ,  加熱 ,  *付着強さ ,  剪断強さ ,  硬度 ,  金属組織 ,  加工硬化 ,  n値【加工硬化】 ,  十字継手 ,  変形エネルギー ,  亀裂 ,  焼なまし ,  高周波加熱 ,  機械的性質 ,  曲線 ,  変形組織 ,  荷重-変形関係
準シソーラス用語： AM50 ,  機械的接合 ,  セルフピアシングリベット ,  接合強度 ,  ミクロ組織【金属組織】 ,  荷重-変形曲線

分類 (2件)： ファスナ類,締付,し緩,継手  (QB01090V) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (7件)：

• 1) Y. K Chen, L. Han, A. Chrysanthou and J. M O'Sullivan: Wear, 255 (2003), 1463–1470.
• 2) R. Porcaro, A. G. Hanssen, M. Langseth and A. Aalberg: International Journal of Solids and Structures, 43 (2006), 5110–5131.
• 3) X. He, I. Pearson and K. Young: Journal of Materials Processing Technology, 199 (2008), 27–36.
• 4) JIS Z 3137抵抗スポット及びプロジェクション溶接継手の十字引張試験に対する試験片寸法及び試験方法
• 5) Y. Abe, T. Kato and K. Mori: Journal of Materials Processing Technology, 209 (2009), 3914–3922.

タイトルに関連する用語 (7件)： SPR ,  プロセス ,  締結 ,  AM50 ,  マグネシウム合金 ,  板材 ,  接合強度