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J-GLOBAL ID：201302274271783695   整理番号：13A0779292

インド洋における海洋大気エアロゾル中微量金属の化学的特徴と分布

著者 (6件)： 森本大介 (東大 大気海洋研) ,  成田祥 (東大 大気海洋研) ,  古谷浩志 (東大 大気海洋研) ,  大木淳之 (環境研) ,  大木淳之 (北大 大学院) ,  植松光夫 (東大 大気海洋研)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2013  号： 春季  ページ： 135  発行年： 2013年03月11日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大気エアロゾルは地球環境に大きな影響を与える。インド亜大陸では近年,急速な人口増加と都市化により大気汚染が増加しているが,インド洋でのエアロゾル中微量元素については研究事例が殆どない。本研究ではインド洋航海観測での海洋エアロゾル中微量元素の測定結果を報告する。白鳳丸KH-09-5次航海(2009年11月~2010年1月)にてインド洋を中心に海洋大気エアロゾルを採取し,微量金属,イオン成分を測定した。大陸に近い北インド洋海域では,南インド洋海域と比べて微量金属濃度が数倍高濃度であった。例えば人為起源元素の指標であるZn濃度は南より北で100倍程度高い事から,インドでの人為起源物質の放出による北インド洋環境へ与える影響が大きいと考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *インド洋 ,  *エアロゾル ,  化学組成 ,  亜鉛 ,  長距離輸送【大気】 ,  地殻物質 ,  *海洋大気 ,  *大気エアロゾル ,  微量金属 ,  無機イオン ,  乾性沈着 ,  沈降
準シソーラス用語： 乾性沈降 ,  人為起源

分類 (2件)： 粒状物調査測定  (SB03060E) ,  対流圏・成層圏の地球化学  (DD01020P)

タイトルに関連する用語 (5件)： インド洋 ,  海洋大気エアロゾル ,  微量金属 ,  化学的特徴 ,  分布