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J-GLOBAL ID:201302276622960990   整理番号:13A1342885

肥満糖尿病ob/obマウスにおいてアスパラチンは高血糖とグルコース不耐性を改善する

Aspalathin improves hyperglycemia and glucose intolerance in obese diabetic ob/ob mice
著者 (5件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 1607-1619  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: C0778B  ISSN: 1436-6207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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目的 ルイボスエキスは血糖降下作用があることが多くの研究から示されているが,ルイボスエキスの主ポリフェノールであるアスパラチンの役割は明らかになっていない。本研究ではラット骨格筋細胞(L6筋細胞)とラット膵臓β細胞(RIN-5F細胞)を用いてアスパラチンの抗糖尿病作用の特異的機構を調べ,2型糖尿病モデルob/obマウスでのその効果を検討した。方法 in vitroでアスパラチンがグルコース代謝に与える影響を培養L6筋管を用いたグルコース取込の分子機構に関する研究により調べた。またRIN-5F細胞で人工高度糖化最終産物(AGE)により生成した活性酸素(ROS)に対するアスパラチンの抗酸化能も測定した。in vivoではob/obマウスに0.1%アスパラチン含有食を5週間与え,アスパラチンが空腹時血糖,グルコース不耐性,肝臓遺伝子発現に与える影響を調べた。結果 アスパラチンは用量依存的にL6筋管のグルコース取込を増加させ,AMP-活性化蛋白質キナーゼ(AMPK)リン酸化を促進した。アスパラチンはL6筋芽細胞および筋管細胞膜へのGLUT4輸送を高めた。RIN-5F細胞ではアスパラチンはAGEによるROS増加を抑制した。In vivoではアスパラチンは空腹時血糖を有意に抑制し,グルコース不耐性を改善した。またアスパラチンは肝臓のグルコネオゲネシスとリポゲネシスに関する遺伝子発現を減少させた。アスパラチンの血糖降下作用はAMPK活性化による細胞膜へのGLUT4輸送増加に関連していた。また,アスパラチンはグルコース産生とリポゲネシスに関与する肝臓酵素の遺伝子発現を減少させた。これらの結果から,アスパラチンが抗糖尿病作用を持つことが強く示唆された。Copyright 2012 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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代謝異常・栄養性疾患の治療  ,  糖質の代謝と栄養  ,  遺伝子発現 
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