ハイブリッドエマルション実験で観測された二重-Λハイパー原子核

AHN J.K.; AHN J.K.; AKIKAWA H.; AOKI S.; ARAI K.; BAHK S.Y.; BAIK K.M.; BASSALLECK B.; CHUNG J.H.; CHUNG M.S.; DAVIS D.H.; FUKUDA T.; FUKUDA T.; HOSHINO K.; HOSHINO K.; ICHIKAWA A.; IEIRI M.; IMAI K.; IMAI K.; ITONAGA K.; IWATA Y.H.; IWATA Y.S.; KANDA H.; KANDA H.; KANEKO M.; KAWAI T.; KAWASAKI M.; KIM C.O.; KIM J.Y.; KIM S.H.; KIM S.H.; KIM S.H.; KIM S.J.; KONDO Y.; KONDO Y.; KOUKETSU T.; KYAW H.N.; KYAW H.N.; LEE Y.L.; MCNABB J.W.C.

文献

J-GLOBAL ID：201302277160859209 整理番号：13A1431334

ハイブリッドエマルション実験で観測された二重-Λハイパー原子核

Double-Λ hypernuclei observed in a hybrid emulsion experiment

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資料名：
巻： 88 号： 1 ページ： 014003.1-014003.10 発行年： 2013年07月
JST資料番号： D0747A ISSN： 0556-2813 CODEN： PRVCAN 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

二重ストレンジネス系を探すために,原子核エマルションとシンチレーティングファイバ検出器(KEK-E373)からなるハイブリッド実験を行った。エマルション原子核に静止して捕獲された約10³個のΞ^ーハイペロン事象のうち,”Nagara”事象を含む,二重-Λハイパー原子核のカスケード弱崩壊のはっきりとしたトポロジーを示す4個の事象を観測した。Nagara事象に関しては,最近のΞ^ー質量の変化(Particle Data Group)の結果,⁶_ΛΛHeの二個のΛの束縛エネルギー(B_ΛΛ)とΛ-Λ相互作用エネルギー(ΔB_ΛΛ)を,それぞれ,6.91±0.16MeV,0.67±0.17MeVと改定した。他の三つの事象に対しては,二重ハイパー原子核として可能な種類とその束縛エネルギーを決めた。

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ハイパー原子核

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