抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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自分の髪の毛を自分自身で散髪することは難しい。伸びた髪を散髪する場合には美容室や理容室,床屋といった専門家のいる場所へ行くのが一般的である。しかし,髪質も顔も趣味も異なる専門家に各個人が抱く髪型の悩みや理想のイメージを伝えることはうまくいかないこともある。こういったことに対する不満や,その他の好奇心や目的によって自分で散髪したいという欲求,動機が生じることがある。しかし,本研究でヘアセルフカットと呼ぶこの行為を実行するためには,技術面や環境面においていくつかの課題が存在する。本研究では,ヘアセルフカットを現状の道具や環境でおこなった場合に課題となる「目では見えない範囲の映像の取得」に重点を置き,自分の目では見えない範囲をカメラで撮影し,その映像を見ながらヘアセルフカットを行うシステムを提案する。評価実験により提案システムの有効性を確認した。(著者抄録)