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J-GLOBAL ID：201302280606068996   整理番号：13A1290913

第9回「東アジア域でのメソ対流系と顕著気象に関する国際会議(ICMCS-IX)」参加報告

著者 (6件)： 加藤輝之 (気象研) ,  上田博 (名古屋大 地球水循環研究セ) ,  竹見哲也 (京大 防災研) ,  佐野哲也 (山梨大 国際流域環境研究セ) ,  纐纈丈晴 (名古屋大 地球水循環研究セ) ,  山田広幸 (琉球大)
資料名： 天気
巻： 60  号： 7  ページ： 539-546  発行年： 2013年07月31日 
JST資料番号： F0064A  ISSN： 0546-0921  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 標題国際会議(ICMCS-IX)が2013年3月26~29日に中国・北京市で開催された。この会議は東アジア気象研究会が主体となって2000年にソウルで第1回が開かれている。日本,中国,韓国,台湾,米国,パキスタンから約90名の参加者があり日本からは9名が参加した。中国ではCAMS(中国気象局)や南京大学に重点研究拠点が設けられ,人事交流も含めて積極的に米港との研究協力を進めており,また,台湾と米国とは台湾南部の特別観測の実施など,台湾出身の米国在住研究者が主体となって強力な協力体制で研究が行われている。このような研究上の関係の深化に中国語を母国語とする親近感も加わり,日本と韓国からの参加者には多少の疎外感があった。以下の各セッションで発表された内容について興味深かったものを主体に報告した。基調講演と初日招待講演;メソ対流系とハイインパクトな気象;同2;データ同化・数値モデル・特別観測1;同2;合同セッション1;同2。

シソーラス用語： 東アジア ,  気象 ,  国際会議 ,  中華人民共和国 ,  データ同化 ,  衝撃 ,  *積雲対流
準シソーラス用語： ICMCS-IX ,  ハイインパクト ,  *メソ規模対流系 ,  顕著 ,  数値モデル ,  北京市

分類 (1件)： 科学技術政策・制度・組織  (DA01020G)

引用文献 (10件)：

• 加藤輝之. 「東アジアにおけるメソ気象と台風に関する国際会議」. 天気. 2002, 49, 227-231
• 加藤輝之. 第6回「メソスケース気象と台風に関する国際会議(ICMCS-VI)参加報告. 天気. 2008, 55, 173-179
• 加藤輝之. 第7回「東アジア域でのメソ対流系とハイインパクトな気象・気候に関する国際会議(ICMCS-VII)」参加報告. 天気. 2010, 57, 143-149
• MORRISON, H.,. Impact of cloud microphysics on the development of trailing stratiform precipitation in a simulated squall line:Comparison of one-and two-moment schemes. Mon.Wea.Rev. 2009, 137, 991-1007
• 篠田太郎. 第8回「東アジア域でのメソ対流系とハイインパクトな気象に関する国際会議(ICMCS-VIII)」参加報告. 天気. 2011, 58, 785-792

タイトルに関連する用語 (6件)： 東アジア ,  メソ対流系 ,  気象 ,  会議 ,  参加 ,  報告