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J-GLOBAL ID：201302282404370049   整理番号：13A0846941

オンサイト酵素生産による稲わらからのバイオエタノール製造コストの評価

Estimation of Bioethanol Production Cost from Rice Straw by On-site Enzyme Production

著者 (5件)： 滝村修 (産業技術総合研 バイオマスリファイナリー研究セ) ,  柳田高志 (産業技術総合研 バイオマスリファイナリー研究セ) ,  柳田高志 (広島大 大学院工学研究院) ,  藤本真司 (産業技術総合研 バイオマスリファイナリー研究セ) ,  美濃輪智朗 (産業技術総合研 バイオマスリファイナリー研究セ)
資料名： Journal of the Japan Petroleum Institute  (Journal of the Japan Petroleum Institute)
巻： 56  号： 3  ページ： 150-155  発行年： 2013年05月01日 
JST資料番号： F0042A  ISSN： 1346-8804  CODEN： JJPIAP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 稲わらを炭素源としたセルラーゼ酵素のオンサイト生産による稲わらからのバイオエタノール製造コストをプロセスシミュレーションに基づき算出した。その結果,酵素オンサイト生産によるバイオエタノール製造コストは177円/L-エタノールで,同じエタノール製造コストに相応する等価酵素価格は938円/10⁶FPUであった。そのバイオエタノール製造コストは,曝気量を1.0VVMから0.5VVMに削減設定すると171円/L-エタノールに減額され,酵素生産量を10.5FPU/100mg-稲わらから21.0FPU/100mg-稲わらに増加設定すると147円/L-エタノールに減額された。稲わらからのバイオエタノール製造コストは,酵素オンサイト生産による酵素生産量に大きく影響されることが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *酵素生産 ,  *稲藁 ,  セルラーゼ ,  製造原価 ,  *原価分析 ,  プロセスシミュレーション ,  *バイオエタノール ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： オンサイト生産

分類 (2件)： 微生物代謝産物の生産  (FK03020A) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

引用文献 (28件)：

• 1) Saiki, T., "Biomass·Energy·Environment," ed. by Saka, S., Industrial Publishing & Consulting, Inc., Tokyo (2001), p. 380.
• 斉木 隆,"バイオマス・エネルギー・環境,"坂 志朗編,アイピーシー, 東京 (2001), p. 380.
• 2) The Japan Institute of Energy, "Biomass Handbook," Ohmsha, Ltd., Tokyo (2002), p. 157.
• 日本エネルギー学会編,"バイオマスハンドブック,"オーム社,東京 (2002), p. 157.
• 3) Binod, P., Sindhu, R., Singhania, R. R., Vikram, S., Devi, L., Nagalakshmi, S., Kurien, N., Sukumaran, R. K., Pandey, A., Bioresour. Technol., 101, 4767 (2010).

タイトルに関連する用語 (5件)： 酵素生産 ,  稲わら ,  バイオエタノール ,  製造コスト ,  評価