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J-GLOBAL ID：201302282652995594   整理番号：13A0981089

福島第一原子力発電所事故に起因した土壌及び野菜の放射性核種濃度の測定-東京都及び福島県の低濃度汚染地域における事例-

Radioactivity Measurement of Soil and Vegetables Arisen from Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant Accident-Case Studies of Low Level Contamination in Tokyo and Fukushima-

著者 (9件)： 大下誠一 (東京大学大学院農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻) ,  安永円理子 (東京大学大学院農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻) ,  高田大輔 (東京大学大学院農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻) ,  田野井慶太朗 (東京大学大学院農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻) ,  川越義則 (東京大学大学院農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻) ,  白井宏明 (東京大学大学院農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻) ,  中西友子 (東京大学大学院農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻) ,  佐々木治人 (東京大学大学院農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻) ,  牧野義雄 (東京大学大学院農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻)
資料名： Radioisotopes  (Radioisotopes)
巻： 62  号： 3  ページ： 149-157 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： G0494A  ISSN： 0033-8303  CODEN： RAISAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福島原発事故後に栽培された野菜と土壌の¹³⁴Cs,¹³⁷Cs及び⁴⁰Kの放射能を測定した。放射性セシウム(¹³⁴Cs+¹³⁷Cs)濃度の最大値が1235Bq/kg-dry weightの土壌で栽培されたジャガイモ塊茎に7Bq/kg-wet weight以下の移行が認められた。一方,放射性セシウム濃度が651Bq/kg-dry weight以下の土壌で栽培されたキャベツとレタス可食部では,セシウムの移行は検出されなかった。どの圃場でも,⁴⁰Kは鉛直方向にほぼ均一な濃度であり,¹³⁷Csと¹³⁴Cs濃度は土壌の表層部で高く深部で低い分布を示した。(著者抄録)

シソーラス用語： 原子炉事故 ,  *野菜 ,  *土壌 ,  *放射能汚染 ,  環境汚染 ,  東京都 ,  福島県 ,  セシウム137 ,  放射線防護 ,  セシウム134 ,  東電福島第一原子力発電所事故
準シソーラス用語： 福島第一原子力発電所事故

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

引用文献 (18件)：

• 大下誠一. RADIOISOTOPES. 2011, 60, 329-333
• 天正清. 日本土壌肥料学雑誌. 1959, 30, 253-358
• 米沢茂人. 日本土壌肥料学雑誌. 1965, 36, 135-139
• 津村昭人. 農業技術研究所報告. 1984, B36, 57-113
• ZEHNDER, H. J. Radiat. Phys. Chem. 1995, 46, 61-69

タイトルに関連する用語 (9件)： 福島第一原子力発電所事故 ,  起因 ,  土壌 ,  野菜 ,  放射性核種 ,  東京 ,  福島 ,  低濃度 ,  汚染地域