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J-GLOBAL ID:201302282707065257   整理番号:13A1451096

チーズ及び魚中リン脂質の二次元31P,1H NMRスペクトルプロファイリング

Two-Dimensional 31P,1H NMR Spectroscopic Profiling of Phospholipids in Cheese and Fish
著者 (5件):
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巻: 61  号: 29  ページ: 7061-7069  発行年: 2013年07月24日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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チーズ4種及び魚3種中のリン脂質(PLs)をn-ヘキサン/メタノールの液々抽出(LLE)で非極性画分と極性画分に分け,極性画分中の個別のPLsを一次元31P NMR及び2D単一定時間COSY31P,1H NMRで同定した。エステル交換後GC-MSでLLEの効率を調べたところ,3回抽出で約70%が回収できた。NMR測定から微少含量のPLsの分析には3回抽出が不可欠であった。1D31Pスペクトルからチーズと魚(サーモン)ではスペクトルパターンが相違し,チーズではホスファチジルコリン(PC),魚ではPC及びリゾホスファチジルコリン(LPC)のピークが特徴的であった。31Pの化学シフトによりPLの脂肪酸組成に関する情報が得られた。2D31P,1H NMRスペクトルの化学シフトにより極性画分中12種PLsの存在を確認し同定できた。1D31Pスペクトルから個別PLの相対含量を測定し,1H NMR,2D31P,1H NMRスペクトルから個別PLを同定し,7種PLsが両食品に共通のPLであり,チーズ脂肪ではPCが最大65%を占め,スフィンゴミエリンが約20%を占め,魚油ではPC及びLPCがそれぞれ30~40%を占め,4%以下のマイナーなPLsとしてホスファチジン酸,リゾホスファチジン酸及びホスファチジルグリセロールを同定した。本法はPLsの同定確認に有用であった。
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食品の分析 
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