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J-GLOBAL ID:201302283190575523   整理番号:13A0846304

N2H4/NO2混合気の自己着火特性の起源

Origin of hypergolic ignition of N2H4/NO2 mixtures
著者 (3件):
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巻: 74  号: 1-2  ページ: 17-22  発行年: 2013年04月30日 
JST資料番号: F0476A  ISSN: 1347-9466  CODEN: STEMCH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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N2H4-N2O4混合系は室温付近でも自発着火するが,その化学反応機構は不明である。本研究では,N2H4-N2O4の低温での自発着火を説明できる詳細化学反応機構を構築し,この系の燃焼特性を予測した。詳細化学反応機構を構築するためには,まずその系に含まれるラジカルや反応中間体の生成熱,比熱などの熱力学データが必要となるが,N2H4-N2O4反応系に含まれる化学種の熱力学データの多くについて実験値が存在せず,反応機構を構築するためにはまずこれらの熱力学データをそろえる必要がある。本研究では,まず量子化学計算と統計熱力学に基づいてこれらの熱力学データの推算を行った。ついで,N2H4/NO2反応系で重要な素反応について,量子化学計算によりポテンシャルエネルギー局面を計算し,遷移状態理論および単分子反応論に基づいて各素反応の速度定数を求めた。これらの素反応を含む詳細反応機構を構築し,着火シミュレーションを行った。構築した反応機構により低温における自己着火を説明することができた。低温での自着火は,N2H4からのNO2による逐次的な水素引き抜き反応によるN2の生成と,N2生成による熱的なフィードバック機構により起こることを明らかにした。(著者抄録)
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分類 (1件):
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燃焼一般 

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