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J-GLOBAL ID：201302283323969783   整理番号：13A0286759

遺伝子移入系統の生化学的分析に基づくトマト果実有機酸含量の代謝工学

Metabolic Engineering of Tomato Fruit Organic Acid Content Guided by Biochemical Analysis of an Introgression Line

著者 (8件)： MORGAN Megan J. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  OSORIO Sonia (Max-Planck-Inst. Molekulare Pflanzenphysiologie, Potsdam-Golm, DEU) ,  GEHL Bernadette (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  BAXTER Charles J. (Jealott’s Hill International Res. Centre, Berkshire, GBR) ,  KRUGER Nicholas J. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  RATCLIFFE R.George (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  FERNIE Alisdair R. (Max-Planck-Inst. Molekulare Pflanzenphysiologie, Potsdam-Golm, DEU) ,  SWEETLOVE Lee J. (Univ. Oxford, Oxford, GBR)
資料名： Plant Physiology  (Plant Physiology)
巻： 161  号： 1  ページ： 397-407  発行年： 2013年01月 
JST資料番号： C0606A  ISSN： 0032-0889  CODEN： PLPHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トマトは,重要な作物であるとともに果実の生理や成熟のモデル植物とされている。トマトにおける有機酸含量は,品質形質の重要な要素である。ここでは,クエン酸およびリンゴ酸含量が多いトマト遺伝子移入系統を用いてその生化学的分析を行い,代謝工学のターゲットを定めた。遺伝子移入系統では組織抽出液中のアコニターゼの最大触媒活性が有意に低下し,アコニターゼのサイトゾルアイソフォームが影響されたと考えられた。クエン酸濃度調節におけるサイトゾルのアコニターゼの役割を調べた。アコニターゼ転写物は形質転換系統の果実で減少し,アコニターゼ活性は約30%低下した。その他のカルボン酸代謝酵素には変化がなかった。クエン酸およびリンゴ酸濃度はトランスジェニック植物の果実で増加し,総含量は成熟時に50%増加した。

シソーラス用語： *トマト ,  果実【器官】 ,  含有量 ,  トランスジェニック植物 ,  アコニターゼ ,  酵素活性度 ,  *有機酸 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリカルボン酸 ,  ジカルボン酸 ,  第二アルコール
準シソーラス用語： トランスジェニックトマト

分類 (1件)： 植物生理学一般  (EH02010Y)

物質索引 (2件)： クエン酸 ,  リンゴ酸

タイトルに関連する用語 (8件)： 遺伝子移入 ,  系統 ,  生化学的分析 ,  トマト ,  果実 ,  有機酸 ,  含量 ,  代謝工学