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J-GLOBAL ID：201302285839164164   整理番号：13A0992930

圧力と脂肪の知覚に及ぼす6-n-プロピルチオウラシルの苦味,茸状乳頭数,唾液流の影響

The influence of 6-n-propylthiouracil bitterness, fungiform papilla count and saliva flow on the perception of pressure and fat

著者 (2件)： NACHTSHEIM Rene ,  SCHLICH Elmar
資料名： Food Quality and Preference  (Food Quality and Preference)
巻： 29  号： 2  ページ： 137-145  発行年： 2013年09月 
JST資料番号： W0038A  ISSN： 0950-3293  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 口腔生理の変化は脂肪の知覚能力に影響を及ぼすことが示唆されてきた。舌端の茸状乳頭数,6-n-プロピルチオウラシル(PROP)の苦味,唾液流,油刺激を介した唾液流の増加が,脂肪の知覚に影響を及ぼす仕組みを調べる目的で研究を実施した。それに加えて,著者らは圧力知覚に関するPROPの苦味と茸状乳頭数との関係を調べた。生理的知覚及び圧力知覚試験には合計116人の被験者が参加し,脂肪知覚試験には108人の被験者が参加した。被験者は舌端に処理したVon Freyフィラメントの圧力強度と,ミルクとクリームの異なる混合物と高脂肪乳濁液の脂肪含量を評価した。圧力強度と脂肪含量の知覚の閾値を測定するため,A-Not-A試験を実施した。その結果,茸状乳頭数と唾液流の増加は超閾値脂肪含量強度評価に有意な影響を及ぼすことが示された。超閾値圧力強度評価はPROPの苦味による影響だけを受けた。これらの結果は,「茸状乳頭数は脂肪の知覚において重要な役割を果たす。」という仮説を支持する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *舌 ,  味蕾 ,  *知覚 ,  *圧力 ,  *脂肪 ,  *唾液 ,  苦味 ,  牛乳 ,  クリーム ,  閾値 ,  窒素複素環化合物 ,  ウレア化合物 ,  有機硫黄化合物 ,  ヒドロキシ化合物 ,  抗甲状腺物質
準シソーラス用語： *茸状乳頭

分類 (3件)： 口腔,食道  (EJ06020R) ,  その他の感覚  (EJ13040X) ,  食品の品質  (FJ01040F)

物質索引 (1件)： 6-プロピルチオウラシル

タイトルに関連する用語 (6件)： 脂肪 ,  知覚 ,  プロピルチオウラシル ,  苦味 ,  茸状乳頭 ,  唾液