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J-GLOBAL ID:201302286415685624   整理番号:13A1426284

亜熱帯気候下における家畜由来有機廃棄物の飼料イネによる植物浄化

Phyto-purification of livestock-derived organic waste by forage rice under subtropical climate
著者 (5件):
資料名:
巻: 11  号: 1-4  ページ: 559-571  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: F1074A  ISSN: 1611-2490  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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有機廃棄物による土壌および水質汚染は,家畜繁殖地における関心事である。牛糞を施肥した場合の水田水質浄化システムにおける窒素収支について4年間実験を行い,日本の亜熱帯地域におけるそのシステムの適合性を評価した。飼料イネの株出し三期作水田栽培において化学肥料,高比率および低比率牛糞を用いた施肥試験を行った。窒素負荷量は,81.3~495.0 kg N/ha/年であり,窒素吸収量は,初収穫時の収量に密接に依存していた。飼料イネ収量の年変化は大きく,2回目収穫時の収量およびそれ以降の収量変動により15.5~26.8 Mg/haの範囲であった。平均して,窒素は溶解により2.3~3.4 kg N/ha/年の割合で喪失した。深さ0~5 cmの土壌中の窒素含量は,圃場試験前の数値に比較して4年間で12.2 kg N/haまで増加した。しかし,継続的牛糞施肥によっても深さ35 cmより深い土壌中の窒素含量は,ほとんど増加しなかった。これらの結果より,牛糞施肥水田圃場において浸水飼料イネは,320.1 kg/ha/年まで窒素を除去する能力があることが明らかになった。さらに,各年の2回目以降の多収安定生産,土壌中窒素堆積抑制およびガス状窒素損失の評価に対する試験が必要であることが示唆された。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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稲作  ,  飼料作物,草地  ,  施肥法・肥効  ,  農業廃棄物の利用  ,  農業廃棄物処理 

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