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J-GLOBAL ID:201302287117666427   整理番号:13A1763539

西南日本,黒瀬川構造帯からの泥質片岩と珪岩中の砕屑性ジルコンのU-Pb年代測定

U-Pb detrital zircon dating of pelitic schists and quartzite from the Kurosegawa Tectonic Zone, Southwest Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 108  号:ページ: 178-183 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: G0150B  ISSN: 1345-6296  CODEN: JMPSCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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黒瀬川構造帯は日本列島で最も年代が明らかでない地域の一つで,蛇紋岩メランジェ中に時代の異なる幾つかの岩型を含んでいる。本稿では,黒瀬川構造帯からの泥質片岩と珪岩中の砕屑性ジルコンのU-Pb年代測定を示す。黒瀬川構造帯は主に高圧/低温変成岩(例えば青色片岩)から構成される。九州の五木地域と紀伊半島の鳥羽地域からの藍閃石含有泥質片岩及び四国東部の阿南地域からの珪岩を含む種々の試料を分析した。U-Pb年代分布はこれら3地域で共通の特徴を示し,450-500Maと~600Maにピークを有し,800-1800Maと2000Maより古い年代値が付加的に認められた。これらの結果は,黒瀬川構造帯の高圧/低温変成岩の原岩の堆積物供給源は,九州から四国を経て紀伊半島まですべて同じであることを示唆する。黒瀬川構造帯中における砕屑性ジルコン年代の分布は,南朝鮮におけるOgcheon変成帯とGyeonggi地塊のペルム-三畳紀の衝突に関係する変成岩,及び南中国クラトンのデボン紀堆積岩からのそれらと良く似ている。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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年代測定  ,  変成岩 
引用文献 (29件):

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