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J-GLOBAL ID：201302288305286964   整理番号：13A0063638

疎水性ナノ細孔中にH₃PW₁₂O₄₀を含む多孔性球体TiO₂粒子の作製と光触媒活性

Preparation and photocatalytic activity of porous spherical TiO₂ particles comprised of H₃PW₁₂O₄₀ in hydrophobic nanopores

著者 (4件)： YASUI Kei (Tokyo Inst. of Technol., Dep. of Metallurgy and Ceramic Sci., Graduate School of Sci. and Engineering, 2-12-1 ...) ,  ISOBE Toshihiro (Tokyo Inst. of Technol., Dep. of Metallurgy and Ceramic Sci., Graduate School of Sci. and Engineering, 2-12-1 ...) ,  MATSUSHITA Sachiko (Tokyo Inst. of Technol., Dep. of Metallurgy and Ceramic Sci., Graduate School of Sci. and Engineering, 2-12-1 ...) ,  NAKAJIMA Akira (Tokyo Inst. of Technol., Dep. of Metallurgy and Ceramic Sci., Graduate School of Sci. and Engineering, 2-12-1 ...)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 48  号： 5  ページ： 2290-2298  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オキシ硫酸チタン(IV)の溶液を有機的なモノリス粒子の中に含浸し,その後空気中でか焼して多孔性のTiO₂球体粒子を製作した。粉末はメソのオーダーの細孔を持っていた。その結晶相はアナターゼであった。その後,メソ細孔に12タングスト(VI)リン酸(PW₁₂)を存在させた。全表面をオクタデシルホスホン酸(ODP)で疎水性に変更した。続いて水中の紫外線照射で球体外表面に吸着されたPW₁₂とODPを除去した。得られた,疎水性の酸性ナノ細孔を持つTiO₂球体粒子は水中の1,4-ジオキサンの除去に対して高い光触媒性能を示した。詳細な分析によると,この材料は1,4-ジオキサンと,1,4-ジオキサンの光触媒反応の主な中間体であるエチレングリコールジホルマート(EGDF)の両方を除去した。得られた結果は疎水性の酸性ナノ細孔は水中のEGDFの吸着を強め,この系の総合的な光触媒性能に重要な役割を果たすことを示唆している。Copyright 2012 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化チタン ,  *タングステン酸塩 ,  *リン化合物 ,  *ヘテロポリ酸 ,  触媒活性 ,  *光触媒 ,  光触媒反応 ,  多孔質体 ,  細孔 ,  か焼 ,  アナターゼ ,  紫外線照射 ,  疎水性 ,  吸着 ,  分解反応 ,  細孔構造 ,  酸素複素環化合物
準シソーラス用語： *タングストリン酸 ,  ナノ細孔 ,  光触媒活性

分類 (2件)： 光化学一般  (CB08010U) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

物質索引 (3件)： 1,4-ジオキサン ,  エチレングリコールジホルマート ,  オクタデシルホスホン酸

タイトルに関連する用語 (8件)： 疎水性 ,  ナノ細孔 ,  H3PW12O40 ,  多孔性 ,  球体 ,  TiO2 ,  作製 ,  光触媒活性