文献

J-GLOBAL ID：201302289100735584   整理番号：13A1725815

市販の加工食品は内分泌攪乱の可能性を持つだろう: 大豆による素材はその差異の原因である

Commercial processed food may have endocrine-disrupting potential: soy-based ingredients making the difference

著者 (3件)： OMORUYI Iyekhoetin Matthew (Univ. Helsinki, Helsinki, FIN) ,  KABIERSCH Grit (Univ. Helsinki, Helsinki, FIN) ,  POHJANVIRTA Raimo (Univ. Helsinki, Helsinki, FIN)
資料名： Food Additives & Contaminants. Part A: Chemistry, Analysis, Control, Exposure & Risk Assessment  (Food Additives & Contaminants. Part A: Chemistry, Analysis, Control, Exposure & Risk Assessment)
巻： 30  号： 10  ページ： 1722-1727  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： H0989B  ISSN： 1944-0049  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトの内分泌に悪影響する化学物質(EDC)が環境内に存在し,食品原料,加工工程や包装材料に由来するEDCによって健康被害が起こり得る。フィンランド産の各種加工食品から固相抽出した試料のEDCの可能性を,2種の組換え酵母菌株を用いた生体蛍光測定で調べた。この測定で大部分の食品と包材は陰性であったが,レストラン製を除く,工業的なハンバーガーとコショウサラミは測定用酵母による有意なルシフェラーゼ活性を示した。これらの外部エストロゲンはエストラジオール当量が0.2~443pg/gであり,大豆由来原料を含んだ。醤油を含めて大豆原料の食品にエストロゲン活性がある。ハンバーガーは子供が好む食品であり,この発見は重要である。

シソーラス用語： 食品 ,  *内分泌撹乱物質 ,  ダイズ ,  化学物質 ,  *食品加工 ,  包装材料 ,  健康被害 ,  フィンランド共和国 ,  固相抽出 ,  組換 ,  Saccharomyces cerevisiae ,  蛍光測定 ,  ハンバーグ ,  ドライソーセージ ,  *エストロゲン ,  醤油 ,  *大豆タンパク質 ,  ステロイド ,  フェノール類 ,  ジオール ,  ステロイドホルモン
準シソーラス用語： サラミソーセージ ,  遺伝子組換

分類 (4件)： 食品蛋白質  (FJ09020N) ,  野菜とその加工品  (FJ11020O) ,  食品の汚染  (FJ01053P) ,  内分泌系の基礎医学  (GL01020Q)

物質索引 (1件)： エストラジオール

タイトルに関連する用語 (8件)： 加工食品 ,  内分泌 ,  攪乱 ,  可能性 ,  大豆 ,  素材 ,  差異 ,  原因