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J-GLOBAL ID：201302289736021913   整理番号：13A1290136

音場レンダリング用のハードウェア指向有限差分時間領域アルゴリズム

A Hardware-Oriented Finite-Difference Time-Domain Algorithm for Sound Field Rendering

著者 (7件)： YIYU Tan (Japan Advanced Inst. Sci. and Technol., Ishikawa, JPN) ,  INOGUCHI Yasushi (Japan Advanced Inst. Sci. and Technol., Ishikawa, JPN) ,  SATO Yukinori (Japan Advanced Inst. Sci. and Technol., Ishikawa, JPN) ,  OTANI Makoto (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  IWAYA Yukio (Tohoku Gakuin Univ., Sendai, JPN) ,  MATSUOKA Hiroshi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  TSUCHIYA Takao (Doshisha Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 52  号： 7,Issue 2  ページ： 07HC03.1-07HC03.6  発行年： 2013年07月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 音場レンダリングはデータ集約型及び計算集約型アプリケーションである。代替解法はハードウェアを用いて音場レンダリングアルゴリズムを直接実行することである。本論文では,複雑な演算を含まず,ハードウェア資源消費の低い,音場レンダリング用のハードウェア指向有限差分時間領域アルゴリズム(HO-FDTD)を提案した。剛性壁で囲まれた32768素子を有する音空間に対して,ハードウェアシミュレーションとソフトウェアシミュレーションの結果は良く一致した。ソフトウェアシミュレーションでは,素子スケールが32×32×32,時間ステップが20000のとき,HO-FDTDは最新のディジタルHuygenモデル(DHM)及びYee-FDTDに対して19%,元のDHMに対して132%計算が高速化された。ソフトウェアシミュレーションに比べ,並列アーキテクチャと時分割アーキテクチャを持つハードウェアシステムは異なる素子スケールの場合の計算性能を有意に高め,高いデータスループットが得られる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *レンダリング ,  *音場 ,  *有限差分時間領域法 ,  アルゴリズム ,  計算機シミュレーション ,  ハードウェア ,  ソフトウェア ,  高速計算 ,  高速演算方式 ,  音圧 ,  空間 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： 音空間 ,  *音場レンダリング

分類 (1件)： 音響信号処理  (BB03050C)

引用文献 (27件)：

• 1) A. Krokstad, S. Strom, and S. Sorsdal: J. Sound Vib. 8 (1968) 118.
• 2) J. B. Allen and D. A. Berkley: J. Acoust. Soc. Am. 65 (1979) 943.
• 3) T. Funkhouser, N. Tsingos, I. Carlbom, and G. Elko: J. Acoust. Soc. Am. 115 (2004) 739.
• 4) E. M. Nosal, M. Hodgson, and I. Ashdown: J. Acoust. Soc. Am. 116 (2004) 3505.
• 5) T. Lewers: Appl. Acoust. 38 (1993) 161.

タイトルに関連する用語 (6件)： 音場 ,  レンダリング ,  ハードウェア ,  差分 ,  時間領域 ,  アルゴリズム