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J-GLOBAL ID：201302290912150910   整理番号：13A1756700

フェムト秒レーザーピーンフォーミングによる薄板曲げの曲げ精度向上

Improvement in Accuracy of Thin-Sheet-Metal Bending by Femtosecond Laser Peen Forming

著者 (4件)： 鷺坂芳弘 (静岡県工業技術研究所 浜松工業技術支援センター) ,  神谷眞好 (静岡県工業技術研究所 富士工業技術支援センター) ,  松田稔 (公益財団法人静岡県産業振興財団) ,  太田幸宏 (静岡県工業技術研究所 浜松工業技術支援センター)
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 54  号： 630  ページ： 623-627 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： レーザ誘起衝撃波による塑性変形を加工力として塑性加工に利用する張出し成形や輪郭転写法が提案されている。レーザピーンフォーミング(LPF)もレーザ誘起衝撃波を利用した板材成形法の一つである。著者らは,フェムト秒(fs)レーザを用いたLPFを提案し,薄板の曲げ加工に適用した。この成形法は逐次成形であるため,スプリングバックの影響は小さく,スプリングバックが影響されやすい薄板の曲げ加工に有効である。この成形法は微妙なレーザ特性の変化に影響されやすく,照射条件を固定しても十分な再現性と精度が得られにくい。そこで,fsレーザによるLPFを高精度曲げとして確立するために,接触通電式の位置検出装置を採用すると共に照射経路の最適化を行い,この成形法の曲げ精度の向上を試みた。

シソーラス用語： パルスレーザ ,  成形 ,  *曲げ加工 ,  光パルス ,  薄板 ,  衝撃波 ,  *超短パルス ,  加工精度 ,  レーザ衝撃波
準シソーラス用語： *レーザピーンフォーミング ,  レーザ誘起衝撃波

分類 (1件)： 特殊成形  (WC04040W)

引用文献 (13件)：

• FABBRO, R. J. Appl. Phys. 1990, 68, 2, 775-784
• 向井成彦. レーザー研究. 2005, 33, 7, 444-451
• VOLLERTSEN, F. Adv. Technol. Plast. 2005. 2005, 557-558
• LIU, H. Appl. Surface Sci. 2010, 256, 4687-4691
• 鷺坂芳弘. 平成20年度塑性加工春季講演会講演論文集. 2008, 167-168

タイトルに関連する用語 (4件)： フェムト秒レーザー ,  板曲げ ,  曲げ ,  精度向上