抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「2013年のカカオ及びチョコレート動向調査」で分ったことを記述した。消費者は価値と健康の知識を身につけてそれが市場を動かしている。メーカーにとって「ヘルシーなインダルジェンス製品」を作る余地は十分にある。コラーゲン入りチョコレートや消化器の健康に良いチョコレートなど高齢者向け製品がある。グルテンやラクトースフリーをうたう製品もある。加工度の高い製品に「ナチュラル」とは表示し難くなり,添加物/保存料/GMフリーという表現に変わってきている。蛋白質はホットな話題で,一方消費者は砂糖の多いものは避けるようになった。味覚が減じた高齢者のためもあり,フレーバーの強い製品が増えている。その他,消費者の動向に対応するにはメーカー側のイノベーションが必要であること,Barry Callebaut社が市場導入したチョコレート用の新原料のイノベーション,ADM Cocoa社が開発したフレーバーの強いカカオ粉末,チョコレートとビールを組合せた新製品,エンドウマメ蛋白質のチョコレートへの応用,などについて記述した。