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J-GLOBAL ID:201302292069319829   整理番号:13A0414428

タスク切替パラダイムにおける認知制御プロセスにおいての指差し呼称の効果

The effects of “finger pointing and calling” on cognitive control processes in the task-switching paradigm
著者 (4件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 129-136  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: T0452A  ISSN: 0169-8141  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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単に指差し確認とも呼ぶ指差し呼称(FPC)は,人為的ミスを防ぐ運用手順であり,日本の企業で広範囲に用いられる。FPCの効果は広く認識されるが,FPCの根底にある認知プロセスの調査は,不十分である。FPCの認知制御プロセスにおける効果に焦点をあてた現在の研究は,ワーキングメモリの復旧および活性化を含む監視的注意システムに関与する。実験において,タスク切替パラダイムを採用した。20人の参加者は,3つのタスク規則の1つに従って2つの提示するディジットに関して2者択一の選択をすべきであった。適用するタスク規則は,ディジットを提示する直前に手がかりにより提示した。参加者は,タスク規則を1つの試行から次にスイッチすべき混合規則セッションとセッションの間特定の規則を適用する単一規則セッションに携わった。手がかりに対するFPCを組み込んだ。結果により,混合規則条件において,その応答は,FPCを実行する場合,FPCを実行しない場合より著しく速いことを示した。混合規則条件においてFPCにより応答が速くなるが,応答の正確性には影響しなかった。しかし,現在の試行に対して用いる規則の復旧および活性化に対して必要である準備時間は,FPCの実行により影響を受けた。加えて,主観的な知的作業負荷のレベルは,FPCの適用により影響されず,FPCは,主タスクに負担をかけないことを示した。これらの発見により,FPCは,監視的注意システムの認知制御プロセスを促進し,FPCは,操作者が,信号の内容に従って記憶した代替から操作者が何かを選択するように要求する信号に対して特に有用であることを示した。本研究での発見は,FPCの有効性の証拠を提供し,運用のエラーを防止するツールとして実世界へのFPCの導入の促進に貢献した。本発見は,操作者が信号に対してチェック又は応答すべき時に,どの程度認知制御プロセスが含まれるかを評価することによりFPCの有効性を評価することに役立てた。信号に対するチェックと応答が認知制御プロセスを要求するならば,FPCの組み込みは有効である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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