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J-GLOBAL ID:201302292117400005   整理番号:13A1409125

Eucalyptus camaldulensis Dehnh.根端における有機酸の代謝とアルミニウムの化学形態に及ぼすアルミニウムの影響

Effect of aluminum on metabolism of organic acids and chemical forms of aluminum in root tips of Eucalyptus camaldulensis Dehnh.
著者 (5件):
資料名:
巻: 94  ページ: 142-147  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: D0116B  ISSN: 0031-9422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ユーカリ(Eucalyptus camaldulensis)は,様々な草本植物およびモデル植物に比較してアルミニウム毒性に対する抵抗性が高い。アルミニウム耐性メカニズムを明らかにするため,ユーカリ標的部位(根端)における有機酸の代謝とアルミニウムの化学形態を解析した。このために,E. camaldulensisの2年目の挿し木苗を,アルミニウム塩含有(0,0.25,0.5,1.0,2.5,5.0mM)2分の1希釈Hoagland培養液(pH 4.0)で5週間培養した。成長への影響は,2.5mMアルミニウム濃度(乾燥重あたり6000μg)に達しても認められなかった。根において,処理したアルミニウム濃度の増加に伴ってクエン酸の含有量も増加した。同時に,クエン酸の分解を触媒するアコニターゼとNADP+-イソクエン酸デヒドロゲナーゼの活性が低下した。一方,クエン酸シンターゼの活性は,2.5mMのアルミニウム濃度までは影響を受けなかった。アルミニウム27NMR分光分析を行ったところ,アルミニウム-クエン酸錯体が根端の細胞液に存在する主要な化学形態であることが分かった。これらの知見は,E. camaldulensisは,アルミニウム-クエン酸錯体を形成することによりアルミニウムを解毒すること,この解毒は,根端におけるクエン酸分解経路の抑制を介したアルミニウム誘導性のクエン酸蓄積によって達成されることを示唆している。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  植物に対する影響 
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