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J-GLOBAL ID：201302292976709409   整理番号：13A0013486

サイト特性置換手法に基づく2007年新潟県中越沖地震における青海川地すべり地での地震動の評価

SEISMIC WAVEFORM ESTIMATION AT THE OUMIGAWA LANDSLIDE INDUCED BY THE 2007 NIIGATAKEN CHUETSU-OKI EARTHQUAKE BASED ON SITE EFFECT SUBSTITUTION METHOD

著者 (5件)： 秦吉弥 (日本工営株式会社 中央研究所) ,  酒井久和 (広島工業大学 工学部建築工学科) ,  一井康二 (広島大学大学院 工学研究院) ,  野津厚 ((独)港湾空港技術研究所 地震動研究チーム) ,  丸山喜久 (千葉大学大学院 工学研究科)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 68  号： 2  ページ： 265-270 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2007年新潟県中越沖地震では,地すべりが数多く発生した.特に,青海川地すべりは,信越線を約2か月間も途絶させる甚大な被害を及ぼした.この地すべりの発生メカニズムを評価するためには,青海川地すべり地における強震動をサイト特性を考慮して精度良く推定することが非常に重要である.そこで本稿では,サイト特性置換手法を用いて,青海川地すべり地における地震動を推定した結果について報告する.その際,青海川地すべり地の近傍で新たに実施した地震観測の結果に基づいて地すべり地のサイト特性を評価し,周辺の強震観測点であるMLIT米山やK-NET柏崎とはサイト特性が異なっていることを示した.(著者抄録)

シソーラス用語： 特性 ,  *地震動 ,  地盤 ,  *地滑り ,  大地震 ,  地震観測 ,  常時微動
準シソーラス用語： 2007年新潟県中越沖地震 ,  *サイト特性 ,  常時微動観測

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

引用文献 (16件)：

• 釜井俊孝,村尾英彦:2007 年新潟県中越沖地震による柏崎市及び周辺地域の斜面災害,第47回日本地すべり学会研究発表会,pp.287-290, 2008.
• 藤原寅士良,竹谷勉,今井勉,水野光一朗:新潟県中越沖地震における青海川駅斜面崩壊の発生過程についての一考察,第43回地盤工学研究発表会, pp.1717-1718, 2008.
• 岩本孟士,山田恭央,松島亘志,豊田衞:斜面崩壊に対する SPH 解析への相互作用力の導入,第6回地盤工学会関東支部発表会,pp.436-440, 2009.
• Gratchev, I. and Towhata, I.: Analysis of the mechanisms of slope failures triggered by the 2007 Chuetsu Oki earthquake, Geotech. and Geolog. Eng., Vol.29, 2011.
• Hata, Y., Nozu, A. and Ichii, K.: A practical method to estimate strong ground motions after an earthquake, based on site amplification and phase characteristics, Bull. Seism. Soc. Am., Vol.101, No.2, pp.688-700, 2011.

タイトルに関連する用語 (7件)： サイト特性 ,  置換 ,  手法 ,  2007年新潟県中越沖地震 ,  地すべり地 ,  地震動 ,  評価