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J-GLOBAL ID：201302293442259498   整理番号：13A0762683

樹皮のフェノール性抽出成分とAGEs形成阻害活性との相関に関する研究

著者 (4件)： 久間木孝史 (北大 農) ,  三橋進也 (北大 大学院) ,  重冨顕吾 (北大 大学院) ,  生方信 (北大 大学院)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 63rd  ページ： ROMBUNNO.M28-P-PM06  発行年： 2013年 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 【背景・目的】Advanced glycation endproducts(AGEs)は糖とタンパクからメイラード反応を経て形成される糖化産物の総称であり,糖尿病合併症の発生に大きく関わっているとされる。我々は樹皮に含まれる抽出成分の多様性に着目し,樹皮抽出成分からの新たなAGEs形成阻害剤の探索をめざし,樹皮メタノール抽出物のAGEs形成阻害活性評価,フェノール性成分を中心とする成分の組成解析,並びにそれらの相関について検討を行った。【実験と結果】北海道内産8樹種(トドマツ,カラマツ,シラカンバ,キハダ,ハルニレ,アズキナシ,ミズナラ,イタヤカエデ)の樹皮メタノール抽出物について検討したところ,多くの樹種が4.0μg/mlで70-80%のAGEs形成阻害活性を示した。次いで全フェノール量,フラボノイド量,プロアントシアニジン量について評価を行った。それぞれとAGEs形成阻害活性との比較を行ったところ,全フェノール量並びにプロアントシアニジン量とAGEs形成阻害活性との間にはそれぞれ強い正の相関がある事が明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *樹皮 ,  *フェノール類 ,  *成分 ,  *糖タンパク質 ,  *反応生成物 ,  Maillard反応 ,  グリコシル化 ,  糖化 ,  合併症 ,  糖尿病 ,  フラボノイド ,  高血糖症 ,  褐変 ,  *植物成分
準シソーラス用語： *AGEs ,  抽出成分 ,  糖尿病合併症 ,  *糖化最終産物

分類 (2件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  樹皮,その他の林産物  (FF05050G)

物質索引 (1件)： プロアントシアニジン

タイトルに関連する用語 (7件)： 樹皮 ,  フェノール ,  抽出成分 ,  AGEs ,  阻害活性 ,  相関 ,  研究