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J-GLOBAL ID:201302294631931934   整理番号:13A0012170

光/超伝導変換デバイスの感度向上を目的とした極薄高温超伝導膜の作製法の研究

Fabrication of Very Thin High-Temperature-Superconducting Films Required for High-sensitivity Optics/Superconductivity Converters
著者 (6件):
資料名:
巻: 132  号: 11  ページ: 1722-1726 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: S0810A  ISSN: 0385-4221  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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超伝導現象を利用したナノデバイスの実現方法の一つとして,超伝導の単層膜からなるナノブリッジ,ナノワイヤーとして用いる方法がある。これらは光エネルギーにより,超伝導状態から常伝導状態ヘスイッチさせることで動作させる。そのため,感度を向上させるためには,超伝導ナノブリッジ,ナノワイヤーに流れる超伝導臨界電流Icを小さくし,微弱な光エネルギーでも常伝導転移できる構造とする必要がある。本研究では,ナノブリッジ,ナノワイヤー型の光/超伝導変換素子の感度向上を目的として,超伝導臨界電流Icを下げるためにYBCOの膜厚を薄くする手法について検討を行った。使用可能なヒーター温度領域で最も高い結晶性が得られたSrTiO3基板を用いて,YBCOの膜厚を80,40,20,15,10nmとしてその超伝導転移温度Tcについての評価を行ったところ,膜厚の減少とともにTcが減少し,15nm以下で急激に低下したことから,20nm未満の領域に基板との格子不整合の影響が及んでいることを明らかにした。MgO基板上の20mnのYBCOの場合,Tc=73.6Kであるのに対し,SrTiO3基板ではTc=80.8Kであり,液体窒素温度以下で動作可能であることが分かった。
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分類 (2件):
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薄膜成長技術・装置  ,  光電デバイス一般 

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