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J-GLOBAL ID:201302296007308737   整理番号:13A0979678

Burkholderia sp.HME13由来エルゴチオナーゼの特性化及びエルゴチオネインの酵素的定量へのその適用

Characterization of ergothionase from Burkholderia sp. HME13 and its application to enzymatic quantification of ergothioneine
著者 (9件):
資料名:
巻: 97  号: 12  ページ: 5389-5400  発行年: 2013年06月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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新たに分離したエルゴチオネイン利用株Burkholderia sp.HME13においてエルゴチオネインをチオウロカニン酸及びトリメチルアミンへの変換を触媒するエルゴチオナーゼを同定した。酵素を精製しそのN末端アミノ酸配列を測定した。アミノ酸配列に基づき,酵素をコードする遺伝子をクローニングして大腸菌において発現させた。組換酵素を均一に精製して特性化した。酵素は4つの同一の分子量55kDaサブユニットから構成されていた。酵素は最大活性をpH8.0及び65°Cにて示し,pH7.0~10及び60°Cにおいて安定であった。この酵素はエルゴチオネインに作用し,D-ヒスチジン,L-ヒスチジン,D-チロシン,L-チロシン,D-フェニルアラニン,またはL-フェニルアラニンに作用しなかった。BaCl2で活性化され,CuSO4,ZnSO4,HgCl2で阻害された。エルゴチオナーゼのアミノ酸配列の類似性は,Pseudomonas putidaのヒスチジンアンモニアリアーゼ(HAL)に対して23%,パセリのフェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)に対して17%だった。しかし,HALとPALの両方で触媒作用に重要なトリペプチド配列のAla-SER-Glyは,エルゴチオナーゼで保存されてなかった。実際にエルゴチオナーゼを用いて食品(タモギタケ)と血液試料中に含まれるエルゴチオネインを定量することを回収試験で調べると,添加したエルゴチオネインの回収率は98.7~104%と満足いくデータが得られた。Copyright 2012 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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酵素生理  ,  酵素一般  ,  動植物,微生物のその他の産生物質  ,  生化学的分析法 
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