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J-GLOBAL ID:201302297252696510   整理番号:13A0154186

遺伝子組換ヒドロラーゼ生産に対する高細胞密度の共培養

High cell density co-culture for production of recombinant hydrolases
著者 (7件):
資料名:
巻: 71  ページ: 38-46  発行年: 2013年02月15日 
JST資料番号: W1014A  ISSN: 1369-703X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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サトウキビのバガスは,第二世代のエタノール製造用の原料として大きな可能性を持つ残留物である。この材料を使うために研究された方法の一つは,細胞壁の炭水化物を酵素が発酵できる糖にまで加水分解することである。これらの酵素は糸状菌やバクテリアの培養で作ることができるが,生産コストが高く第二世代のエタノール製造のボトルネックになっている。共培養法を使い遺伝子組換したヒドロラーゼを発現させる方法は,加水分解される物質によりテーラーメイドすることができ,高い生産性をもつ遺伝子組換した混合物を作る興味ある代案である。本研究では,Bacillus subtilisから分離されたβ-1,3-1,4-グルカナーゼおよびβ-1,4-キシラナーゼの二種類のヒドロラーゼを発現した遺伝子組換Escherichia coliを共培養し,ヒドロラーゼの生産を評価した。培養は細胞密度を高くするためにバイオリアクターを使い,バッチ式および流加培養法で行った。バッチ式の共培養では細胞乾重量で10.4g/L,容積当たりの活性はキシラナーゼおよびエンドグルカナーゼでそれぞれ31.96U/mLおよび11.89U/mLに達した。流加培養法では細胞乾重量で60g/L,容積当たりの活性はバッチ式と比べキシラナーゼおよびエンドグルカナーゼでそれぞれ5倍および1.3倍になった。競争アッセイでも培養中に,どちらかのクローンが優先種になることはなかった。これらの結果から,遺伝子組換したヒドロラーゼ混合物の共培養は,単培養に比べて低いコストで作る可能性を持つ技術であることが示された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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遺伝子操作  ,  微生物酵素の生産 
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