特許
J-GLOBAL ID:201303004099339067

注射器のルアーロックアダプター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 下坂 スミ子 ,  打越 佑介 ,  池山 和生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-195556
公開番号(公開出願番号):特開2013-056009
出願日: 2011年09月08日
公開日(公表日): 2013年03月28日
要約:
【課題】 注射針を外筒に固定する際のルアーロックアダプターの空回りを回避して、注射液の漏洩を確実に防止する。 【解決手段】 ルアーロックアダプター2の後端部に筒状の嵌合部23を設けると共に、この嵌合部に3個の軸方向スリット23aを形成する。さらに軸方向スリット23aの前側に位置する内周23bの径を、外筒1の外周径と同等以上にすると共に、後端における内周の径を、この外筒の外周径より小さくする。嵌合部23は、軸方向スリット23aによって拡径可能となるため、両者の間に高精度な嵌め合い寸法が不要になると共に、注射針3を外筒1に固定する際のルアーロックアダプター2の空回りを、確実に防止することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
注射器の外筒の先端を縮径して形成したルアーに、注射針を固定するためのルアーロックアダプターであって、 上記ルアーは、先端に向かって先細状に形成された外周と、この外周の後端部に形成された円周溝とを有するものにおいて、 上記ルアーロックアダプターは、合成樹脂製の筒状の形状であって、その先端部の内周に設けた雌ねじ部と、この雌ねじ部の後側に位置する係止部と、この係止部の後側に位置する嵌合部とを備え、 上記係止部は、上記ルアーロックアダプターの内周に突設した内側フランジを有し、この内側フランジの中心には係止穴が開口しており、 上記係止穴の内周径は、上記円周溝の溝底径と同等、またはこの溝底径より小さくしてあり、 上記内側フランジには、上記係止穴の内周から放射状に延びる複数の半径方向スリットが、円周方向に等間隔に形成してあり、 上記嵌合部は、上記外筒の外周に挿入する内周を有すると共に、その後端から前側に延伸する複数の軸方向スリットが、円周方向に等間隔に形成してあり、 上記軸方向スリットの先端より前側に位置する嵌合部の内周径は、上記外筒の外周径と同等、またはこの外筒の外周径より大きくしてあり、 上記嵌合部の後端における内周径は、上記外筒の外周径より小さくしてある ことを特徴とする注射器のルアーロックアダプター。
IPC (3件):
A61M 5/34 ,  A61M 5/31 ,  A61M 5/158
FI (3件):
A61M5/34 ,  A61M5/31 ,  A61M5/14 369H
Fターム (2件):
4C066KK05 ,  4C066KK06
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る