特許
J-GLOBAL ID:201303008204796075

ワイピング機構及びそれを備えたインクジェット記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 佐野 静夫 ,  井上 温 ,  西田 信行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-115872
公開番号(公開出願番号):特開2013-240932
出願日: 2012年05月21日
公開日(公表日): 2013年12月05日
要約:
【課題】簡易な構成でインク吐出面のワイピングを迅速且つ確実に行うとともに、ワイパーの復元力によるインクの飛散も効果的に抑制可能なワイピング機構及びそれを備えたインクジェット記録装置を提供する。【解決手段】ワイピング機構30は、拭き取り方向(矢印A方向)に対し記録ヘッド17cの下流側の端縁60から、ワイパー35cが撓んでいない状態での上流側端縁までの距離Dが、インク吐出面Fの拭き取り動作中におけるワイパー35cの移動方向の撓み量W(第1の撓み量)を超えない位置にワイパー35cを停止させる。その後、ワイパー35cをインク吐出面Fから徐々に離間すると、ワイパー35cは復元力によって、撓み量Wの状態から撓み量が小さくなるように変形し、撓み量Wよりも小さい撓み量W1(第2の撓み量)で端縁60を通過する。【選択図】図20
請求項(抜粋):
記録媒体上にインクを吐出する吐出ノズルが開口するノズル領域が設けられた記録ヘッドのインク吐出面を拭き取る記録ヘッドのワイピング機構であって、 前記ノズル領域の外側の拭き取り開始位置に圧接され、前記ノズル領域を含む前記インク吐出面を所定方向に拭き取るワイパーと、 該ワイパーを前記インク吐出面に沿って往復移動させるとともに、前記インク吐出面に対し接近または離間する方向に昇降させる駆動機構と、を備え、 前記ワイパーの先端部が前記ノズル領域を通過する間は、前記ワイパーの移動方向に第1の撓み量の撓みが形成されており、前記駆動機構は、前記ワイパーの先端部が前記ノズル領域を通過後、拭き取り方向に対し前記インク吐出面の下流側端縁を通過する前に、前記ワイパーの先端部を前記インク吐出面に接触させた状態で前記ワイパーを前記インク吐出面から離間する方向に移動させることにより、前記ワイパーの先端部が前記インク吐出面の下流側端縁を通過する際の前記ワイパーの撓み量を、前記第1の撓み量よりも小さい第2の撓み量としたことを特徴とするワイピング機構。
IPC (1件):
B41J 2/165
FI (1件):
B41J3/04 102H
Fターム (5件):
2C056EA16 ,  2C056EC23 ,  2C056JB04 ,  2C056JB08 ,  2C056JB10
引用特許:
審査官引用 (6件)
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