特許
J-GLOBAL ID:201303018215126875
ホログラムシステムにおける透過オブジェクトを含む3次元シーンを符号化する方法及び装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
大塚 康徳
, 高柳 司郎
, 大塚 康弘
, 木村 秀二
, 下山 治
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-501869
公開番号(公開出願番号):特表2013-524270
出願日: 2011年04月01日
公開日(公表日): 2013年06月17日
要約:
光あるいは音声を一部吸収するオブジェクト(300)を含む3次元シーン(200、300)を再現するためのコードの計算方法。方法は、計算手段により実現されうる。可能な限り現実的に3次元シーンを再現するために、回折パターンは、シーンにおける吸収の事例を考慮して、原点について独立して計算される。欲方は、ホログラムディスプレイや体積ディスプレイにおいて3次元シーンの再現に用いられうる。また、音源のアレイにおいて、音場の再現を実現するために実行されうる。【選択図】図1A
請求項(抜粋):
透過特性を有するオブジェクト(300)を含む3次元シーン再現用ホログラムシステムの光学的光変調器(SLM)について、観察者の少なくとも1つの眼球に対するホログラム符号化値の計算方法であって、
前記3次元シーンは各オブジェクト点に分割されて、これらのオブジェクト点の座標が決定され、
前記3次元シーンが明らかに知覚される仮想観察者位置(400)は、選択された観察者の眼球位置に対応して決定され、
符号化される全てのオブジェクト点は、前記仮想観察者位置(400)から見た際に、他のオブジェクト点により完全に遮蔽されないように決定され、
各可視オブジェクト点の実際の輝度(510)は、前記仮想観察者位置(400)における視角での、これらのオブジェクト点の位置における、前記シーンの全ての実光源及び仮想光源の位置及び明度を可能な限り考慮することで、前記実光源及び仮想光源を含む前記オブジェクト(200、300)の物理特性を考慮して決定され、
符号化される各可視オブジェクト点について、前記仮想観察者位置(400)において知覚される前記オブジェクト点が有する見かけの輝度値(520)は、その実際の位置における実際の輝度(510)、前記仮想観察者位置(400)への距離、及び全てのオブジェクト(300)あるいは前記可視オブジェクト点と前記仮想観察者位置(400)との間に存在するオブジェクト点の透過特性を考慮して決定され、
各オブジェクト点は、前記ホログラムシステムにおいて可能な限りその位置で輝度値が再現され、不透明及び透明なオブジェクト点が独立してそれぞれの位置で知覚されるように、各輝度値を有して独立して符号化される
ことを特徴とする方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
2K008AA01
, 2K008AA04
, 2K008FF27
, 2K008HH01
, 2K008HH26
引用特許: