特許
J-GLOBAL ID:201303018722275033

車両の制駆動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-046438
公開番号(公開出願番号):特開2013-183552
出願日: 2012年03月02日
公開日(公表日): 2013年09月12日
要約:
【課題】 トレーリングアーム式のサスペンション機構を有する車両において、車輪で発生させる駆動力又は制動力を制御して車両前後方向におけるバネ下共振を抑制する車両の制駆動力制御装置を提供すること。【解決手段】 路面に存在する凸部(段差)を通過する際、後傾されて配置されたショックアブソーバ15の作動に伴う反力として発生し、トレーリングアーム12の軸方向に伝達される分力によって、トレーリングアーム12がトレーリングアームブッシュ13の撓みを助長する方向に変位する。このため、車両Veのバネ下部材LAに生じる上下方向の加速度の向きに応じて、トレーリングアーム12がトレーリングアームブッシュ13の撓みを助長する方向に変位することを抑制するように、インホイールモータ16RL,16RRによって左右後輪10RL,10RRを減速させる制駆動力を発生させる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
車両の車輪に独立して駆動力又は制動力を発生させる制駆動力発生機構と、車両のバネ下に配置された前記車輪及び前記制駆動力発生機構を支持するトレーリングアーム、同トレーリングアームの車両前方側端部をバネ上に配置された車体に接続するトレーリングアームブッシュ、車両上方に向かうにつれて車両後方に傾斜して設けられて前記トレーリングアームの車両後方側端部を前記車体に接続するショックアブソーバを有するトレーリングアーム式のサスペンション機構とを備えた車両に適用されて、前記制駆動力発生機構によって前記車輪に発生させる駆動力又は制動力を制御する制御手段を備えた車両の制駆動力制御装置において、 前記トレーリングアーム式のサスペンション機構を含んで構成される車両のバネ下の運動状態を検出するバネ下運動状態検出手段を備え、 前記制御手段は、 前記バネ下運動状態検出手段から取得した前記運動状態に応じて、前記ショックアブソーバの作動に伴って発生して伝達される力によって前記トレーリングアームが前記トレーリングアームブッシュの撓みを助長する方向に変位することを抑制するように、前記制駆動力発生機構によって前記車輪に発生させる駆動力又は制動力を制御することを特徴とする車両の制駆動力制御装置。
IPC (4件):
B60L 15/20 ,  B60G 3/02 ,  B60G 3/20 ,  B60G 3/28
FI (4件):
B60L15/20 S ,  B60G3/02 ,  B60G3/20 ,  B60G3/28
Fターム (30件):
3D301AA01 ,  3D301AA03 ,  3D301AA13 ,  3D301AB21 ,  3D301CA04 ,  3D301DA08 ,  3D301DA33 ,  3D301DA55 ,  3D301DA61 ,  3D301EA06 ,  3D301EA14 ,  3D301EA20 ,  3D301EA21 ,  3D301EA34 ,  3D301EA35 ,  3D301EA43 ,  3D301EA48 ,  3D301EA50 ,  3D301EA52 ,  3D301EB44 ,  3D301EB45 ,  3D301EC01 ,  3D301EC24 ,  3D301EC30 ,  5H125AA01 ,  5H125AB01 ,  5H125AC12 ,  5H125BA07 ,  5H125CA11 ,  5H125EE51
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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