特許
J-GLOBAL ID:201303019493439147

データ中継装置、データ送信装置、ネットワークシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 世良 和信 ,  和久田 純一 ,  中村 剛
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-015811
特許番号:特許第5035480号
出願日: 2012年01月27日
要約:
【課題】ネットワークシステムにおけるルーティングおよびゲートウェイ(プロトコル変換)に関して、送信元ノードが全プロトコルのフォーマット仕様を理解していなくても簡単にフレームデータを生成でき、ヘッダ情報の肥大化による通信効率の低下を可及的に防ぎ、且つ、新規のプロトコルへの対応を簡単化するための技術を提供する。 【解決手段】送信元ノード(データ送信装置)が自ノードから宛先ノードに至るまでに経由するすべてのノードを特定する経路情報を含む「共通ルーティング情報」をメッセージフレームに含めて送信し、各中継ノード(データ中継装置)が共通ルーティング情報を参照して送信先の特定とヘッダの生成・共通ルーティング情報の更新を行いながらメッセージフレームを順に転送する。 【選択図】図7
請求項(抜粋):
【請求項1】 プロトコルの異なる複数種類のネットワークから構成されているネットワークシステムにおいて送信元ノードから発信されたメッセージを宛先ノードへと転送する経路の途中で、第1のネットワークと第2のネットワークの間を中継するデータ中継装置であって、 前記第1のネットワークが接続される第1のポートと、 前記第2のネットワークが接続される第2のポートと、 前記第1のネットワーク上の第1のノードから前記第1のポートを介して受信した第1のフレームに対し、前記第2のネットワークのプロトコルに従ったデータ形式への変換を行った後、変換後の第2のフレームを前記第2のポートを介して前記第2のネットワーク上の第2のノードに対して送信する中継手段と、 を有しており、 前記第1のフレームは、共通ルーティング情報と前記メッセージとを含むデータ部に対し、前記第1のネットワークのプロトコルに従った第1のヘッダ部が付加されたデータ構造を有しており、 前記共通ルーティング情報は、前記送信元ノードから前記宛先ノードに至るまでに経由するすべてのノードを特定する経路情報を含んでおり、 前記中継手段は、 前記第1のフレームのデータ部から取得した前記共通ルーティング情報を参照することによって次の送信先が前記第2のネットワーク上の前記第2のノードであることを認識し、 前記第2のネットワークのプロトコルに従った第2のヘッダ部を生成し、 前記共通ルーティング情報に含まれている経路情報のうち次の送信先としての前記第2のノードを特定する情報を、返信先としての自ノードを特定する情報に置き換えるとともに、前記共通ルーティング情報と前記メッセージとを含むデータ部に対し、生成した前記第2のヘッダ部を付加することによって、前記第2のフレームを生成する ことを特徴とするデータ中継装置。
IPC (2件):
H04L 12/46 ( 200 6.01) ,  H04L 12/56 ( 200 6.01)
FI (2件):
H04L 12/46 100 C ,  H04L 12/56 100 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

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