空気入りタイヤ

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (8件)：清流国際特許業務法人 , 昼間孝良 , 小川信一 , 野口賢照 , 佐藤謙二 , 平井功 , 境澤正夫 , 斎下和彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-067390
公開番号（公開出願番号）：特開2013-199155
出願日： 2012年03月23日
公開日（公表日）： 2013年10月03日
要約：

【課題】通常走行時の乗心地性とランフラット耐久性を高度に両立することを可能にした空気入りタイヤを提供する。【解決手段】カーカス層4の巻き上げ高さHT を10mm以下、タイヤ外表面からカーカス層4までの距離GO をトータルゲージGT の50%以上、ビードフィラー6の高さHB をタイヤ断面高さSHの50%〜80%、ビードフィラー6とサイド補強層9との断面積比VB /VR を0.4以上0.6以下にする一方で、ビードフィラー6とサイド補強層9について硬度HsB を65以上80以下、硬度HsR を75以上85以下、硬度HsB と硬度HsR との大小関係をHsB ≦HsR 、動的弾性率E’B を7.0MPa以上15.0MPa以下、動的弾性率E’R を7.0MPa以上15.0MPa以下、tanδの値TB を0.06以下、tanδの値TR を0.05以下にする。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

左右一対のビード部間に少なくとも1層のカーカス層を装架し、前記カーカス層を各ビード部に配置されたビードコアの廻りにタイヤ内側から外側へ折り返し、前記ビードコアの外周側にゴム組成物からなるビードフィラーを配置する一方、トレッド部における前記カーカス層の外周側に複数のベルト層を配置し、該ベルト層の外周側に複数のベルトカバー層を配置すると共に、サイドウォール部における前記カーカス層のタイヤ幅方向内側に断面三日月状のサイド補強層を配置した空気入りタイヤにおいて、前記カーカス層の巻き上げ端部の前記ビードコアのタイヤ径方向外端部からの高さHT を10mm以下にし、リム組みした際にリムフランジが接触する領域のタイヤ径方向最外端からタイヤ内面に対して垂直に引いた仮想線L上におけるタイヤ外表面からカーカス層までの距離GO を前記仮想線L上におけるサイドウォール部のトータルゲージGT の50%以上にし、前記ビードフィラーのタイヤ径方向外端部の高さHB をタイヤ断面高さSHの50%〜80%にし、前記ビードフィラーの断面積VB と前記サイド補強層の断面積VR との比VB /VR を0.4以上0.6以下にする一方で、前記ビードフィラーを構成するゴム組成物の20°Cにおける硬度HsB が65以上80以下であると共に、前記サイド補強層を構成するゴム組成物の20°Cにおける硬度HsR が75以上85以下であり、且つ硬度HsB と硬度HsR とがHsB ≦HsR の関係を満たし、前記ビードフィラーを構成するゴム組成物の60°Cにおける動的弾性率E’B が7.0MPa以上15.0MPa以下であると共に、前記サイド補強層を構成するゴム組成物の60°Cにおける動的弾性率E’R が7.0MPa以上15.0MPa以下であり、前記ビードフィラーを構成するゴム組成物の60°Cにおけるtanδの値TB が0.06以下であると共に、前記サイド補強層を構成するゴム組成物の60°Cにおけるtanδの値TR が0.05以下であることを特徴とする空気入りタイヤ。

IPC (4件)：

B60C 17/00 , B60C 15/06 , B60C 9/00 , B60C 9/22

FI (4件)：

B60C17/00 B , B60C15/06 B , B60C9/00 G , B60C9/22 C

引用特許：

出願人引用 (10件)

ランフラット空気タイヤ
公報種別：公開公報出願番号：特願2005-125201 出願人：ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー, ソシエテドテクノロジーミシュラン
ランフラットタイヤ
公報種別：公開公報出願番号：特願2010-093714 出願人：株式会社ブリヂストン
空気入りラジアルタイヤ
公報種別：公開公報出願番号：特願2004-380676 出願人：株式会社ブリヂストン

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審査官引用 (10件)

ランフラット空気タイヤ
公報種別：公開公報出願番号：特願2005-125201 出願人：ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー, ソシエテドテクノロジーミシュラン
ランフラットタイヤ
公報種別：公開公報出願番号：特願2010-093714 出願人：株式会社ブリヂストン
空気入りラジアルタイヤ
公報種別：公開公報出願番号：特願2004-380676 出願人：株式会社ブリヂストン

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