特許
J-GLOBAL ID:201303021960759341

水車発電ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 富崎 元成 ,  円城寺 貞夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-053864
公開番号(公開出願番号):特開2013-007376
出願日: 2012年03月09日
公開日(公表日): 2013年01月10日
要約:
【課題】小型で水車の回転効率を高めた構成とし、ごみ除去が確実に行える安定した水車発電ユニットである。【解決手段】水車発電ユニット1は、水路2に流入室5を有する枠体4が設置される。流入室5へ導かれた流水は湾曲したスクリーン10でごみが除去され、上部壁板8に衝接させて水車6に落下される。水流は水車6の羽根車6a外周に衝接しながら流入し、羽根車6aの中央部を通過し再び羽根車6a外周に衝接して流出し水車6を回転させる。スクリーン10で除去されたごみは枠体4内上部の空間部を通過させ放流させる。スクリーン10を通過した細かいごみは、水流とともに羽根車6aの中央部を通過し、更に羽根車6aに沿って設けられた下部壁板9の揺動動作で枠体4外に放流される。枠体4の下部に堆積した土砂等は、土砂排除装置の土砂吐弁19の開閉操作で下流に流される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
水路に設置される小型の水車発電ユニットであって、 前記水路(2)の流入側に流入室(5)を構成し、前記水路(2)に設置される枠体(4)と、 前記枠体(4)に保持され前記水路(2)の上流水面より底部側に浸され前記流入室(5)に流入する水流により回転自在な水車(6)と、 前記枠体(4)の上部に設けられ前記水車(6)に接続して回転駆動される発電機(15)と、 前記枠体(4)内の上部に設けられ湾曲形状をなして前記流入室(5)を覆いごみを除去するためのスクリーン(10)と、 前記水車(6)の羽根車(6a)の回転方向に沿って前記枠体(4)の下部に曲面状に設けられ、前記羽根車(6a)との間で水を前記羽根車(6a)の羽根翼面で受けるように流入側から流出側に向けて連続的に小さくなる隙間を有して配置される下部壁板(9)と、 前記水車(6)を挟んで前記下部壁板(9)と対向する前記枠体(4)内上部に位置し、前記水車(6)の羽根車(6a)先端部の接線方向に近接して配置され、前記流入室(5)の流入水を衝突させて落下させて前記羽根車(6a)に導く上部壁板(8)とからなることを特徴とする水車発電ユニット。
IPC (3件):
F03B 11/08 ,  F03B 1/00 ,  F03B 11/02
FI (3件):
F03B11/08 ,  F03B1/00 A ,  F03B11/02
Fターム (9件):
3H072AA05 ,  3H072BB01 ,  3H072BB06 ,  3H072BB07 ,  3H072BB16 ,  3H072CC01 ,  3H072CC24 ,  3H072CC67 ,  3H072CC77
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 用水路用水力発電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-070455   出願人:東京電力株式会社, 日本工営株式会社
  • 水力発電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-288232   出願人:大江通博
  • 浮力式発電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-112640   出願人:伊集院勝

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