特許
J-GLOBAL ID:201303022111271137

固体酸化物形燃料電池システム及びその起動制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-245893
公開番号(公開出願番号):特開2013-101885
出願日: 2011年11月09日
公開日(公表日): 2013年05月23日
要約:
【課題】 SOFCシステムの耐久性を向上し、システム実用期間中の良好な発電性能を確保する。 【解決手段】 SOFCシステムにおいて、起動開始時の燃料電池スタックへの燃料ガス流量を発電定格時最大燃料ガス流量FgMAXの1.3倍以下の、起動制御中最大燃料ガス流量とし、昇温開始後、燃料電池スタックの温度Tが燃料電池スタック中酸化Niの還元が行われる第1温度T1に達するまでの燃料ガス流量F2をF1以下に設定し、その後発電開始までの間は、さらに燃料ガス流量F3をF2より減少させ、かつ、起動開始から発電開始までの平均燃料ガス流量FAVEが、定格発電時の平均燃料ガス流量FgAVEの0.6倍以上となるように設定する。【選択図】 図11
請求項(抜粋):
改質反応により水素リッチな燃料ガスを生成する改質器と、 前記燃料ガスの通路が形成され、ニッケル金属を含む組成の多孔性物質からなるセル支持体を含み、前記燃料ガスと空気とを反応させて発電する燃料電池スタックと、 前記改質器及び前記燃料電池スタックを取り囲み、その内部で前記燃料電池スタックでの余剰の燃料ガスを燃焼させることにより、前記改質器及び前記燃料電池スタックを昇温して高温状態に維持するモジュールケースと、 を含んで構成された固体酸化物形燃料電池システムであって、 システム起動時に、前記燃料電池スタックを昇温して酸化された前記ニッケル金属を還元する発電前の昇温工程で、前記燃料電池スタックの発電部の最大温度差を、該発電部の耐久性を考慮して設定された限界温度差以下に維持するように、前記改質器から前記燃料電池スタックへ供給される燃料ガス流量を、時間経過と共に減少制御する起動制御手段と、 を含むことを特徴とする固体酸化物形燃料電池システム。
IPC (4件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/06 ,  H01M 8/02 ,  H01M 8/12
FI (6件):
H01M8/04 X ,  H01M8/04 T ,  H01M8/06 G ,  H01M8/04 Y ,  H01M8/02 Z ,  H01M8/12
Fターム (12件):
5H026AA06 ,  5H026CV02 ,  5H026CX10 ,  5H026EE02 ,  5H026EE12 ,  5H026HH00 ,  5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027BA09 ,  5H027KK46 ,  5H027MM09 ,  5H027MM12
引用特許:
審査官引用 (5件)
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